吉田正は賞金200万円、石川と石山は賞金100万円
2018年の「日本生命セ・パ交流戦」の最優秀選手賞(MVP)、日本生命賞の受賞選手が22日に発表された。MVPはオリックスの吉田正尚外野手。今季の交流戦の最高勝率は東京ヤクルトだったが、MVPは勝ち越しリーグの最高勝率チームから選出される規定があるため、パ・リーグで勝率トップだったオリックスから選出された。吉田には賞金200万円が贈られる。
吉田は18試合出場で打率.397(3位)、27安打(3位タイ)、3本塁打、10打点、出塁率.447(8位)、得点圏打率.500(1位タイ)をマーク。選考理由は「日本生命セ・パ交流戦期間中、3番打者として9試合、4番打者として9試合に先発出場した。18試合中16試合で安打を放ち(先制打3本、同点打2本、勝越し打1本を含む)、全試合で出塁した。チームを日本生命セ・パ交流戦の勝率2位、勝越しリーグの勝率1位球団に導く活躍を見せた」とされている。
パ・リーグの日本生命賞は千葉ロッテの石川歩投手。4試合登板で、4勝0敗(勝利数1位)、防御率1.01(3位)、投球回26回2/3、11奪三振数、自責点3の成績だった。選考理由は「4試合に先発登板し、唯一の4勝(無敗)をマーク。防御率は3位、投球回は2番目に多かった。チーム2年ぶりの交流戦勝ち越しに貢献した」とされた。
また、セ・リーグの日本生命賞は東京ヤクルトの石山泰稚投手。10試合登板で1勝0敗7セーブ(2位タイ)、防御率0.00。投球回9回2/3、10奪三振数、自責点0の成績。選考理由は「シーズン途中から守護神に定着し、日本生命セ・パ交流戦期間中、10試合連続無失点の防御率0.00。リーグトップの7セーブを挙げ、チームを初の日本生命セ・パ交流戦最高勝率球団に導く活躍を見せた」とされている。石川と石山には賞金100万円が贈られる。
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