ここまで35試合に投げて2勝0敗、防御率1.42をマーク
エンゼルスの大谷翔平、カブスのダルビッシュ有、ヤンキースの田中将大と日本人投手が次々と故障者(DL)入りする中で、ダイヤモンドバックスの平野佳寿投手が目覚ましい活躍を見せている。ドジャーズの前田健太もDLし、一時は日本人投手“唯一の生き残り"となった平野は、ダイヤモンドバックスで今や欠かせぬセットアッパーとなっている。
今季、オリックスからダイヤモンドバックスへと移籍した平野はここまで35試合に登板。2勝0敗、5月5日のアストロズ戦で2点を失って以後、20試合連続で無失点を継続し、防御率1.42と素晴らしい成績をマークしている。
ダイヤモンドバックスはここまで40勝33敗で、ドジャースを抑えてナ・リーグ西地区で首位に立っている。ここまでの快進撃に平野も大きく貢献しており、ファンや米メディアからの注目度も高まってきている。MLB公式サイトではダイヤモンドバックス番を務めるスティーブ・ギルバート記者が平野のオールスター選出の可能性を示している。
MLB公式サイトでは、ギルバート氏がファンから寄せられた質問に答える形式での記事を掲載。その中に「ヨシヒサ・ヒラノは非常に素晴らしい活躍をしていますね!彼はオールスターに選出される配慮を受けることになるのでしょうか?」との質問があった。
コレに対してのギルバート氏の回答はこうだ。「ヒラノはダイヤモンドバックスで卓越したシーズンを送っており、恐らく彼らがオフシーズンに2年間の契約を結んだ当時の期待度を上回る活躍をしています。彼は35試合の登板で防御率が1.42を記録していますが、もし彼が現在の調子で活躍し続けることが出来れば、彼は間違いなくオールスター選出が検討されることになるでしょう」。
ここまで輝かしい成績を残している平野。故障などで苦しむ日本人選手の中で、平野ただ1人だけがオールスターに選ばれるかもしれない?
記事提供: