楽天・田中が見せたフェンス激突のスーパーキャッチが1位
今年の交流戦も21日の阪神対オリックス戦(甲子園)で幕を閉じる。東京ヤクルトが12勝6敗で最高勝率に輝きセ・リーグの意地を見せつけた。今回は交流戦の好プレーを振り返ってみる。パ・リーグオフィシャルメディア「パ・リーグTV」が選出している交流戦前半のトッププレー20選の中から上位3つのプレーを紹介する。
●1位・楽天・田中和基外野手
フェンス激突のスーパーキャッチ
6月1日楽天対東京ヤクルト戦(楽天生命パーク)。楽天3点ビハインドで迎えた9回。1死一塁から東京ヤクルト谷内の放った打球はセンター後方への大飛球。誰もが抜けたと思った当たりを田中はフェンスに激突しながらもジャンプ一番で好捕。一走の坂口も戻れず併殺となった。チームは敗れたが球場は大いに沸いたプレーだった。
●2位・千葉ロッテ・荻野貴司外野手
落下地点へ一直線、ダイビングキャッチ
6月2日千葉ロッテ対広島戦(ZOZOマリン)。6回1死一、二塁の場面で広島・鈴木の放った打球は中堅右へ。荻野は俊足を飛ばし落下地点へ一直線へ猛チャージし最後はダイビングキャッチ。胸を強打するほどの勢いだったが、すぐさま起き上がりプレーを続行した。
●3位・広島・田中広輔内野手
抜群のタイミングで横っ飛び→菊池へ素早くトス
6月2日千葉ロッテ対広島戦(同)。初回先制を許し尚も2死一、二塁。千葉ロッテ清田の放った強烈な打球は二遊間へ。だが、田中はセンターに抜けようかという打球を横っ飛びで好捕。地面に倒れこみながらも二塁ベースカバーに入った菊池へトスしアウトを奪い追加点を許さなかった。
これぞプロという好プレーの数々。交流戦、そしてリーグ戦再開…、今後も一流選手たちが見せるプレーに目が離せない。
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