6月19日、横浜スタジアムで行われた横浜DeNAと楽天の交流戦最終戦は、田中選手が4安打2盗塁と躍動し茂木選手が3打点を挙げるなど、上位打線が機能した楽天が7対1で横浜DeNAに勝利。平石監督代行のもとで、チームは5月25日以来の2連勝を決めた。
初回、楽天は野選で1点を先制すると、3回表、2死3塁の場面で3番・島内選手が「ワールドカップまで飛んでいけ! 1、2の3打法」で左中間への適時打を放つ。4番・今江選手も左方向への適時打で続いて2点を追加し、試合序盤から3点のリードを握った。
3回裏に1点を返されるものの、6回表には2死2,3塁で1番・田中選手が、今日4安打目となる適時打。スコアを4対1とし、リードを3点に広げた。
援護を得た楽天の先発・古川投手は持ち味の直球が光り、横浜DeNA打線に的を絞らせない投球。6回4安打6奪三振1失点と試合を作ると、勝利投手の権利を持ってマウンドを降りた。後を受けた青山投手も危なげなく7回を抑え、楽天ペースで試合は終盤に向かっていく。
8回表、2死2,3塁から2番・茂木選手が、横浜DeNAの4番手・武藤投手の低めの直球をうまく拾う。打球は意外なほど伸び、左翼席に飛び込むダメ押しの3ランに。スコアを7対1とし、楽天が試合終盤で横浜DeNAを突き放した。
6点リードの8回裏は福山投手、9回裏はハーマン投手が登板して、横浜DeNA打線の反撃を許さず。最後は2死から走者を出すものの、後続を断ってゲームセット。横浜DeNAと楽天の交流戦最終戦は、7対1で楽天が勝利。先発の古川投手は自身3連勝で3勝目を手にし、17日に引き続き12安打7得点と打線が機能したチームは、5月25日以来の2連勝を決めた。
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