22安打9得点の猛攻でオリックスが4連勝。田嶋大樹は粘りの投球で3勝目

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2023.5.3(水) 16:51

オリックス・バファローズ・田嶋大樹投手(C)パーソル パ・リーグTV
オリックス・バファローズ・田嶋大樹投手(C)パーソル パ・リーグTV

 5月3日、PayPayドームで行われた福岡ソフトバンクとオリックスの第5回戦は、9対4でオリックスが勝利した。

 オリックスは2回表、連打でチャンスをつくり、茶野篤政選手の適時打で同点に追い付く。なおも2死1、3塁から中川圭太選手が勝ち越しの3号3ランを放つと、ゴンザレス選手、紅林弘太郎選手にも適時打が生まれ、この回一挙6得点。3回表にも茶野選手の適時打で1点を追加した。

 先発の田嶋大樹投手は初回、今宮健太選手の1号ソロで先制を許すも、味方が逆転した後は立ち直り、スコアボードに「0」を並べる。6回裏に適時打で1点を失うも、その後のピンチは抑え、6回103球8安打2四死球5奪三振2失点でマウンドを降りた。

 打線は7回表、2死1、2塁から紅林選手、小田裕也選手が連続適時打を放ち、2点を追加。7回裏に本田仁海投手が柳田悠岐選手の3号ソロで1失点、9回裏にドラフト1位ルーキー・曽谷龍平投手が1死満塁のピンチを招いて降板、後を受けた漆原大晟投手が内野ゴロの間に1点を失うも、大差は変わらず。9対4で試合は終了した。

 勝利したオリックスは、先発全員マルチ安打を記録するなど、今季最多を大幅に更新する22安打で9得点。先発の田嶋投手も粘りの投球を見せ、連勝を「4」に伸ばした。敗れた福岡ソフトバンクは、アストゥディーヨ選手に来日初安打、嶺井博希選手に移籍後初安打が生まれるも、先発の武田翔太投手が2回11安打6失点の乱調だった。

  123456789 計
オ 061000200 9
ソ 100001101 4

オ ○田嶋大樹-本田仁海-小木田敦也-曽谷龍平-漆原大晟
ソ ●武田翔太-板東湧梧-古川侑利-田浦文丸-嘉弥真新也

文・波多野瞭平

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