4月1日、エスコンフィールドで行われた北海道日本ハムと東北楽天の第2回戦は、4対3で北海道日本ハムがサヨナラ勝ち。新球場初勝利となった。

　北海道日本ハムの先発・上沢直之投手は、四球で走者を出しながらも要所を締める投球を披露。ところが、5回表に島内宏明選手の適時打で先制を許し、5回102球2安打7四球1失点でマウンドを降りた。

　1点を追う打線は6回裏、松本剛選手の二塁打で1死2塁の好機を得ると、野村佑希選手の適時打で同点に追い付く。7回裏は、代打・今川優馬選手、清宮幸太郎選手の適時打で2点の勝ち越しに成功したが、直後の8回表に4番手・メネズ投手が2ランを許し再び同点に。9回は両者無得点に終わり、試合は延長戦に突入する。

　10回表を7番手・鈴木健矢投手が3者凡退に抑え、迎えた10回裏。野村選手が二塁打で出塁すると、続く清宮選手に適時打が生まれ、北海道日本ハムが劇的サヨナラ勝利を収めた。
敗れた東北楽天は、先発・瀧中瞭太投手が5.1回7安打1失点。辰己涼介選手には同点弾が飛び出したものの、宮森智志投手が痛恨の一打を浴びた。

　 １２３４５６７８９10　 計
楽 ００００１００２００ 　３
日 ０００００１２００１Ｘ ４

楽 瀧中瞭太-鈴木翔天-伊藤茉央-弓削隼人-西口直人-宋家豪-●宮森智志
日 上沢直之-宮西尚生-田中正義-メネズ-玉井大翔-石川直也-○鈴木健矢

文・高橋優奈

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