1点リードの7回に登板し、2つの三振を奪うパーフェクトリリーフ
ダイヤモンドバックスの平野佳寿投手が14日(日本時間15日)、本拠地メッツ戦に2番手で登板して1イニングを無失点に封じた。1点リードの7回にマウンドに上がると、3者凡退のパーフェクトリリーフ。18試合連続無失点、防御率1.50とし、チームも5-2で快勝した。
ダイヤモンドバックスは初回に先制点を許したものの、2回にマルテの適時打で同点とすると、3回にはゴールドシュミットが13号ソロを放って勝ち越しに成功。4回にもペラルタが13号ソロを放ってリードを広げた。
平野は、6回3安打2失点と好投した先発のコッチの後を受けて、1点リードの7回にマウンドに上がった。先頭のバティスタには3球連続ボールの入りとなったが、フルカウントからのスプリットで空振り三振に。続くスミスもスプリットで二ゴロに抑えると、メソラコには粘られたものの、9球目のスプリットでバットに空を切らせた。
危なげのない、完璧なリリーフを見せた平野はこれで18試合連続無失点。ダイヤモンドバックスはその裏に押し出し四球で1点を加えてリードを広げた。8回に登板した3番手ブラッドリーがソロ本塁打を浴びて再び1点差に迫られたが、その裏にペラルタがこの日2本目の本塁打を放つなど、ソロ2本で2点を追加してリードを広げた。ナ・リーグ西地区首位のダイヤモンドバックスは38勝30敗の貯金8とし、試合のなかった2位のドジャースとの差を2.5ゲーム差に広げた。
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