7回2死一、三塁、陽岱鋼のボテボテのゴロを捕球すると、ダイビングトス
福岡ソフトバンクの高田知季内野手が、宙を舞いながらの決死のトスで窮地を救った。14日、本拠地ヤフオクドームで行われた巨人戦。1点ビハインドの7回に陽岱鋼が放ったボテボテの内野ゴロをファインプレーでアウトにし、球場を沸かせた。
4-5の1点ビハインドで迎えた7回。福岡ソフトバンクは2死ながら一、三塁のピンチを招いていた。打席には陽岱鋼。2番手・寺原が投じたボールを弾き返した打球はどん詰まりとなり、一、二塁間へ。ボテボテの打球に高田は猛然とダッシュした。
一塁方向へと突き進み、ボールをキャッチ。だが、スローイングに入っていたら間に合わない。瞬時に判断した高田はそのまま頭から突っ込んで宙を舞い、そのままボールを一塁にトスした。際どいタイミングとなったが、一塁塁審の判定はアウトとなった。
追加点を奪われていたら反撃ムードも萎む場面。結果的に試合には敗れることになったものの、最後まで執念を感じさせるファインプレーだった。
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