先発候補が計10失点。川村友斗、ホーキンスの一発で追い上げるも鷹が敗れる

パ・リーグ インサイト

2023.3.9(木) 21:21

福岡ソフトバンクホークス・ホーキンス選手(C)パーソル パ・リーグTV
福岡ソフトバンクホークス・ホーキンス選手(C)パーソル パ・リーグTV

 3月9日、PayPayドームで行われた福岡ソフトバンクと東京ヤクルトのオープン戦は、4対10で福岡ソフトバンクが敗れた。

 福岡ソフトバンクの先発は有原航平投手。2回表に2安打で1死2、3塁のピンチを招くと、武岡龍世選手に2点適時打を浴び、先制を許す。続く3回表にも、4連打を浴びるなどして4失点。無四球ながらも、3回56球9安打1奪三振6失点と課題を残す内容だった。

 4回表からはガンケルが登板するも、打線の勢いを止められず。いきなり先頭の武岡選手に三塁打を許すと、2本の適時打などで3失点。5回表にも赤羽由紘選手の本塁打で1点を失い、リードを広げられてしまう。一方の打線も、5回までわずか2安打と得点につなげられない。

 苦しい展開が続くなか、6回表に椎野新投手が登板すると、わずか7球で3者凡退の好リリーフ。続く7回表に登板した泉圭輔投手も3者凡退に抑え、打線の勢いを止めることに成功する。

 打線は7回裏、3連打で1死満塁のチャンスをつくると、三森大貴選手にオープン戦初安打となる適時打が飛び出し、1点を返す。続く8回裏には谷川原健太選手の押し出し四球で2点目、9回裏にも川村友斗選手・ホーキンス選手に2者連続となる本塁打が生まれ、6点差に追い上げたが反撃はここまで。4対10で試合終了となった。

 敗れた福岡ソフトバンクは、開幕ローテーション候補の新戦力が試合をつくれなかった一方、椎野投手以降の4投手がそれぞれ3者凡退の好リリーフ。打線では谷川原選手が2安打1四球とアピールしたほか、最終回に川村選手、ホーキンス選手が意地の一発を放った。

  123456789 計
ヤ 024310000 10
ソ 000000112 4

ビ ○小川泰弘-市川悠太-久保拓眞-竹山日向
ホ ●有原航平-ガンケル-椎野新-泉圭輔-嘉弥真新也-津森宥紀

文・武澤潤

関連リンク

試合詳細/動画
椎野新が打線の勢いを止める好リリーフ! 1イニングを7球で3者凡退に抑える
三森大貴が反撃のタイムリー! 復調のきっかけをつかめるか
ホークス「ピンクフルデー」入場者全員配布ユニデザイン決定!
制作者に聞いた「1回表のウラ」の“ウラ” ホークス×TNC周年記念ドラマができるまで

記事提供:

パ・リーグ インサイト

この記事をシェア

  • X
  • Facebook
  • LINE