3月9日、PayPayドームで行われた福岡ソフトバンクと東京ヤクルトのオープン戦は、4対10で福岡ソフトバンクが敗れた。
福岡ソフトバンクの先発は有原航平投手。2回表に2安打で1死2、3塁のピンチを招くと、武岡龍世選手に2点適時打を浴び、先制を許す。続く3回表にも、4連打を浴びるなどして4失点。無四球ながらも、3回56球9安打1奪三振6失点と課題を残す内容だった。
4回表からはガンケルが登板するも、打線の勢いを止められず。いきなり先頭の武岡選手に三塁打を許すと、2本の適時打などで3失点。5回表にも赤羽由紘選手の本塁打で1点を失い、リードを広げられてしまう。一方の打線も、5回までわずか2安打と得点につなげられない。
苦しい展開が続くなか、6回表に椎野新投手が登板すると、わずか7球で3者凡退の好リリーフ。続く7回表に登板した泉圭輔投手も3者凡退に抑え、打線の勢いを止めることに成功する。
打線は7回裏、3連打で1死満塁のチャンスをつくると、三森大貴選手にオープン戦初安打となる適時打が飛び出し、1点を返す。続く8回裏には谷川原健太選手の押し出し四球で2点目、9回裏にも川村友斗選手・ホーキンス選手に2者連続となる本塁打が生まれ、6点差に追い上げたが反撃はここまで。4対10で試合終了となった。
敗れた福岡ソフトバンクは、開幕ローテーション候補の新戦力が試合をつくれなかった一方、椎野投手以降の4投手がそれぞれ3者凡退の好リリーフ。打線では谷川原選手が2安打1四球とアピールしたほか、最終回に川村選手、ホーキンス選手が意地の一発を放った。
123456789 計
ヤ 024310000 10
ソ 000000112 4
ビ ○小川泰弘-市川悠太-久保拓眞-竹山日向
ホ ●有原航平-ガンケル-椎野新-泉圭輔-嘉弥真新也-津森宥紀
文・武澤潤
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