3月8日、静岡草薙球場で行われた東北楽天と横浜DeNAのオープン戦は、5対4で東北楽天が勝利した。
東北楽天の先発・岸孝之投手は、初回を3者凡退に抑える立ち上がり。2回表に連打などで1点を失うも、3回以降は立ち直り、4回59球3安打1死球1失点でマウンドを降りた。
一方の打線は2回裏、先頭の浅村栄斗選手が安打で出塁。2死とされるも四球などで1、2塁の好機をつくると、ギッテンス選手が3ランを放ち、逆転に成功する。4回裏には、四球と島内宏明選手の二塁打で無死2、3塁とチャンスメイク。続く阿部寿樹選手の内野ゴロの間に1点を追加した。
5回表からは内星龍投手がマウンドに上がるも、安打と四球で1死1、3塁としたところで降板。あとを受けた林優樹投手も粘り切れず、犠飛と2点適時二塁打で3点を失った。しかし直後の5回裏、途中出場の武藤敦貴選手にソロホームランが生まれ、5対4と勝ち越しに成功する。
6回表から登板した早川隆久投手は、3回無安打1四球無失点の好投を披露。9回表は鈴木翔天投手が走者を出しながらも無失点で締め、5対4で試合は終了した。
東北楽天は、先発の岸投手が4回1失点と好投。早川投手も順調な調整ぶりを披露した。打ってはギッテンス選手が1本塁打3打点の活躍。守備から出場した武藤選手にも本塁打が生まれた。
123456789 計
デ 010030000 4
楽 03011000X 5
デ 上茶谷大河-●宮國椋丞-エスコバー-山崎康晃-伊勢大夢
楽 岸孝之-内星龍-○林優樹-早川隆久-S鈴木翔天
文・谷島弘紀
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