打線好調の北海道日本ハム。勝利のカギを握るのは、パ・リーグ屈指の「恐怖の2番」

パ・リーグ インサイト

2018.6.14(木) 09:30

北海道日本ハムファイターズ・大田泰示選手(C)パーソル パ・リーグTV
北海道日本ハムファイターズ・大田泰示選手(C)パーソル パ・リーグTV

札幌ドームで行われる北海道日本ハムと阪神のカード最終戦。13日の2戦目では、試合序盤に流れを引き寄せた北海道日本ハムが乱打戦を制した。カード成績を五分として迎える14日の試合は、両者ともに一歩も譲らない接戦となりそうな予感。それでは、カード勝ち越しを懸けたその試合の見どころを挙げていきたい。

【今季対戦成績】
北海道日本ハム→1勝1敗、阪神→1勝1敗

【北海道日本ハム】マルティネス投手 10試合、6勝4敗 71.2回、38奪三振、27失点 防御率3.01
【阪神】秋山投手 10試合、5勝5敗 69回、56奪三振、16失点 防御率2.09

北海道日本ハムの先発はマルティネス投手だ。6月7日の前回登板では、7回途中4失点ながらも、打線の援護に助けられて6勝目を手にしている。相手打者に粘られて、甘く入った球を痛打される印象が強かっただけに、14日の試合では本来の打たせて取るテンポのいい投球を見せてほしいところだ。

北海道日本ハム打線では、大田選手に注目。恐怖の2番打者の打棒は、セ・リーグ投手陣に対しても猛威を振るっている。13日の試合でも、のちの大量得点を呼び込むきっかけとなる適時打を放った。近藤選手、中田選手ら中軸が軒並み調子を上げつつある中、大田選手が2番打者としてどのように機能するかが、勝負のカギを握るかもしれない。

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