6回まで投げ、東京ヤクルト打線を4安打1失点に封じた
西武の2016年ドラフト1位今井達也投手がプロ初登板初先発で初勝利をマークした。13日、本拠地メットライフドームで行われたヤクルト戦。2年目で初の1軍マウンドに先発として上がった右腕は、交流戦首位のヤクルトを相手に6回を1失点(自責なし)に封じる好投。、西武では1999年の松坂大輔以来となる初登板初先発で初勝利をマークした。
初回から150キロ台のストレートを連発し、3者凡退の立ち上がりを見せた今井。3回には味方の失策絡みで先制点を与えたが、失点はこれだけだった。力強いまっすぐを武器に、初登板とは思えぬ堂々たるピッチングで6回4安打1失点に封じた。
今年2月に不祥事が発覚し、ユニホームの着用禁止、4月30日までの対外試合出場停止の処分を受けていた。5月に処分が解けて以降、ファームでアピールを続け、この日初登板。見事に勝利投手に輝き、試合後はお立ち台に上がった。
「しっかり勝てたので良かったかなと思います。最少失点で抑えられたので、今日はいいかなと思います。同点に追いつかれたら勝ちはなくなるので、油断なく最後まで緊張していました。初登板ということでしっかり楽しんでやってこいと言われたので、初めてのマウンド楽しめたのではないかなと思います」と初勝利の喜びを語った。
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