【憧れのメジャー挑戦へ…】きょうのパ・リーグ【11月10日】

パ・リーグ インサイト

2022.11.10(木) 19:50

福岡ソフトバンクホークス・千賀滉大投手(C)パーソル パ・リーグTV
福岡ソフトバンクホークス・千賀滉大投手(C)パーソル パ・リーグTV

◇北海道日本ハム・石川亮とオリックス・齋藤綱記がトレード

 北海道日本ハムとオリックスは、石川亮選手と齋藤綱記投手のトレードが成立したと発表した。

 石川選手は帝京高校から2013年ドラフト8位で北海道日本ハムに入団。2021年は自己最多の60試合に出場した一方で、打率.185とバッティングが課題に。今季も23試合の出場にとどまり、打率.156という結果に終わっていた。

◇石川選手 コメント
「入団テストを受けてファイターズに指名していただいて、約9年間、本当にいろいろな経験をさせてもらって、ここまでやってくることができました。今まで関わってくださった方々とファイターズという素晴らしいチームに感謝の気持ちでいっぱいです。ファイターズで野球をやってきたからこそ、次のステージに行けると思っていますし、この移籍がマイナスなことではないということを、プレーを通じてしっかり見せたいと思います。

 温かいご声援をくださったファイターズファンの皆様と、これまで携わってくれた全ての方々に恩返しするためにも、また一軍の舞台で見つけてもらえる選手になりたいです。ルーキーに戻った気持ちで、新しいチームでこれからも頑張りたいと思いますので、変わらぬご声援をお願いいたします」


 齋藤投手は北照高校から2014年ドラフト5位でオリックスに入団。今季は二軍で50試合に登板とフル回転、防御率2.41と好成績を残した。しかし、一軍ではその力を発揮しきれず、5試合の登板のみとなっていた。

◇齋藤投手 コメント
「突然のことだったので、本当に驚いているのが、正直な気持ちです。バファローズで 8 年間、結果を残せていない中でも、応援していただいたファンの皆さん、ここまで育てていただいた球団関係者の方々、チームメイトには、本当に感謝しかありません。

 新天地で活躍する事が、こうした機会をつくっていただいたバファローズ、ファイターズ両球団への恩返しになると思っています。これまで応援していただいた方々や、ファイターズファンの皆さんにいいプレーを見てもらえるように、これからも頑張っていきたいと思います」

◇北海道日本ハム 中島卓也が契約更改

 北海道日本ハムは、中島卓也選手と契約更改した。中島卓也選手は今季68試合に出場し打率.223、17盗塁をマーク。守備でも存在感を発揮していた。

◇東北楽天 ファン感謝祭のイベント発表

 東北楽天は、11月23日(水・祝)に行われる「ファン感謝祭2022」のイベント概要を発表。選手たちが参加するフィールドイベントでは、毎年恒例のルーキーによるパフォーマンスや、ホームラン競争、借り物競走などが予定されている。その他にも選手とキャッチボールをしたり、直接ふれあえるイベントも。詳細は公式サイトまで。

 また、11月19日、20日、23日の3日間で「楽天イーグルスカップ中学硬式野球大会 ひがしやまトーナメント2022」を開催。東北の各中学硬式野球団体がその枠を超え、No.1チームを決める。

 契約更改では、銀次選手、石橋良太投手、宮森智志投手、伊藤裕季也選手が来季の契約を更新。ドラフト会議で交渉権を獲得していた育成2位・古賀康誠投手(下関国際高校)には指名あいさつを行った。

◇古賀投手コメント
「楽天イーグルスの選手として今までの生活とは違う生活のスタートを切るという実感が湧いてきました。これからは一つの行動で周りの方々へ与える影響もこれまでとは比べ物にならないと思いますので、指名をいただいてから一つ一つの行動に自覚をもって責任感を感じながら日々の練習に取り組んできました。変化球やテクニックを使った投球が自分の持ち味だと思いますので、持ち味を生かした投球でチームに貢献できる投手になりたいと思います」

◇埼玉西武 児玉亮涼と古川雄大が入団内諾

 埼玉西武はドラフト6位・児玉亮涼選手(大阪ガス)、ドラフト2位・古川雄大選手(佐伯鶴城高校)から入団の内諾を得たと発表した。

◇児玉選手 コメント
「今日あらためて、プロになるんだという実感とともに、責任感も感じています。日常生活でも、プロ野球選手としての自覚をもって行動していきたいです。自分はたくさん長打を打てなくても、出塁して盗塁して、チームに貢献したいと思っています。ファンの方には、勝負強いバッティングと、堅実な守備に注目してほしいです。ライオンズには大阪ガスの先輩が2人(公文克彦投手、岡田雅利選手)いらっしゃいますので、心強いです」

◇古川選手 コメント
「また一歩プロ野球選手に近づいたと実感し、身が引き締まる思いです。潮崎さん(球団本部編成グループディレクター)から、練習環境のことなどいろいろな話をお聞きできたので良かったです。これからの目標は、けがをしない体作りとプロの練習に付いて行くための体力強化です。球場に来ていただいた方に自分の動きを見て「おっ」と思わせるようなプレーを見せたいです。将来的には三冠王やトリプルスリーをとれる選手になりたいです」

◇千葉ロッテ 佐々木朗希&松川虎生「ギネス世界記録」認定

 佐々木朗希投手と松川虎生選手のバッテリーが「プロ野球における完全試合を達成したピッチャーとキャッチャーの最年少(合計年齢:38歳330日)」としてギネス世界記録に認定された。同試合で佐々木朗投手が記録した13者連続奪三振も「プロ野球におけるピッチャーの連続奪三振最多数」として認定。11月20日に開催されるファン感謝デー「MARINES FAN FEST 2022」で授与式が実施される予定だ。

◇佐々木朗投手 コメント
「ギネス世界記録に認定いただき、うれしく思います。今後も色々な記録に挑戦できるピッチャーになれるよう頑張っていきたいです」

◇松川選手 コメント
「朗希さんと一緒にギネス世界記録に認定いただき、うれしいです。これを励みにもっともっと頑張りたいです」

 また10日より2日間、テストのため吉田一将投手と高野圭佑投手が秋季練習に参加すると発表された。

 吉田投手は2013年ドラフト1位でオリックスに入団。2018年にはキャリアハイの58試合に登板し3勝4敗21H、防御率3.83を記録するなど主にリリーフとして活躍したが、2021年オフに戦力外通告を受けていた。NPB通算226登板で18勝20敗55H2S、防御率3.74。

 高野投手は2015年ドラフト7位で千葉ロッテに入団。2019年途中に阪神へトレード移籍したものの、移籍後は4登板にとどまり2020年オフに戦力外となる。その後は中信兄弟(台湾)や栃木ゴールデンブレーブスでもプレーするなど、現役生活を続けていた。NPB通算45登板で2勝0敗3H、防御率6.62。

 ほかにも公式チア「М☆Splash!!」を2022シーズンで卒業するメンバーを発表。最後のイベントとして「マスコット&M☆Splash!! 2022 Last Revue」を12月18日(日)に開催する。イベントにはマスコットのマーくん、リーンちゃん、ズーちゃんも出演する。

◇福岡ソフトバンク 千賀滉大が海外FA権行使

 千賀滉大投手が海外フリーエージェント権(FA権)を行使した。

◇千賀投手 コメント
「WBC・ロス(2017年)でのマウンドが心に響いて以来、ずっとMLBでプレーすることへの思いを持ち、それを叶えるための行動をしてきました。能力を高めるためだったり、いろんなことに適応するためのチャレンジをしてきましたし、自身を変える強さも持てました。その結果、まだどこかと契約できたわけではないですが、憧れてきた舞台が目の前までは来ているのかなと感じています。

 球団(ホークス)には、これからの挑戦を応援していると言ってもらいました。今後どうなるのか僕自身まったくわかりませんが、これまで同様、自分を高めるための努力を怠らずに日々過ごしたいと思います」

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関連リンク

「楽天イーグルスファン感謝祭2022」公式ページ
佐々木朗投手・松川選手 ギネス世界記録™認定
М☆Splash!!卒業メンバー&「マスコット&M☆Splash!! 2022 Last Revue」開催のお知らせ

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