9月28日、札幌ドームで行われた北海道日本ハムと千葉ロッテの第25回戦は、11対3で千葉ロッテが勝利。札幌ドームでの最終戦を制した。
千葉ロッテは、美馬学投手が先発マウンドへ。初回に近藤健介選手の2ランで先制を許すが、2回、3回と相手打線を無安打に抑え込む。
打線の反撃は4回表。先頭・藤原恭大選手の今季初本塁打で1点を返すと、連続四球で無死1、2塁の好機を得る。ここで井上晴哉選手、荻野貴司選手の連続適時打、さらには山口航輝選手に15号2ランが飛び出し、一気に試合をひっくり返した。
4回裏に適時打で1点を失った美馬投手は6回裏、2死1塁となった場面で降板。2番手として登板した岩下大輝投手は古川裕大選手に四球を与えるも、次打者を見逃し三振に仕留めてピンチを脱した。
7回表には、1死1、3塁から中村奨吾選手のレフトへの適時打で1点を追加。2死2、3塁とした場面では井上選手が7号3ランをスタンドへたたき込み、10点目を挙げた。続く8回表にも押し出し四球で1点を加え、11対3に。
9回裏、8回から回またぎでの登板となった中村稔弥投手が無失点で締め、試合終了。勝利した千葉ロッテは、美馬学投手が5.2回98球8安打5奪三振1四球3失点で今季10勝目。頼もしい援護もあり、2年ぶりの2桁勝利を達成した。
敗れた北海道日本ハムは、先発の上沢直之投手が4回6失点と崩れ、今季9敗目。救援陣もつかまり、大量失点を喫した。なお、現在打率リーグトップの松本剛選手は、7回裏に代打で登場。遊ゴロに倒れるも、これが今季の443打席目となり、シーズンの規定打席に到達した。
123456789 計
ロ 000600410 11
日 200100000 3
ロ ○美馬学-岩下大輝-中村稔弥
日 ●上沢直之-河野竜生-井口和朋-吉田輝星-石川直也-伊藤大海
文・吉村穂乃香
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