9月24日、楽天生命パーク宮城で行われた東北楽天とオリックスの第23回戦は、9対1でオリックスが勝利。
オリックスは初回、2死1塁から4番・吉田正尚選手が右中間への適時二塁打で先制点を奪うと、続く5番・西野真弘選手にも適時打が生まれ、東北楽天の先発・田中将大投手から2点を先制する。
援護を受けてマウンドに上がった先発の山本由伸投手は、中盤まで毎回走者を許しながらも、三塁を踏ませない粘りの投球で相手打線を抑え込む。すると打線は5回表に吉田正選手が21号2ラン、7回表には頓宮裕真選手が11号2ランを放ち、リードを6点に広げていく。
山本投手は6回裏に初めて3者凡退に抑えると、7回裏も3人で打ち取る。すると、直後の8回表には打線が奮起。四球も絡めた2死満塁のチャンスで吉田正選手がセンターへの走者一掃の適時二塁打を放ち、ダメ押し点を追加する。
9点リードとした8回裏は2番手・宇田川優希投手が3者凡退の好リリーフを見せると、9回裏は本田仁海投手が1点を失うも、大差は変わらず。9対1で試合終了。
勝利したオリックスは先発の山本投手が7回86球2安打3四球7奪三振無失点の好投で今季15勝目をマーク。打線では吉田正選手が先制打を含む3安打6打点の働きで、勝利に貢献した。一方の敗れた東北楽天は、田中投手が5回4失点。最終回に茂木栄五郎選手が9号ソロを放つも、全体で3安打とつながりを欠いた。
123456789 計
オ 200020230 9
楽 000000001 1
オ ○山本由伸-宇田川優希-本田仁海
楽 ●田中将大-ブセニッツ-酒居知史-西垣雅矢-安樂智大
文・和田信
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