9月20日、札幌ドームで行われた北海道日本ハムと福岡ソフトバンクの第25回戦は、3対1で福岡ソフトバンクが勝利。カード最終戦を制し、対戦成績を13勝11敗1分けとした。
福岡ソフトバンクは、石川柊太投手が先発。初回、1四球を与えながらも無安打に抑えると、以降は5回まで出塁すら許さない快投を披露する。
打線は2回表、中村晃選手の安打から1死3塁の好機をつくると、相手失策で先制に成功する。4回表には、柳田悠岐選手が直球を捉えて右中間へ放り込む21号ソロとし、貴重な追加点を奪った。
5回表、2死2塁の場面で牧原大成選手に適時打が飛び出し、好投の石川投手をさらに援護する。しかし、3点差で迎えた6回裏、石川投手が適時二塁打で1点を失うと、代わった嘉弥真新也投手も四球を与え、なおも1死満塁と絶体絶命のピンチに。この場面でマウンドに上がった津森宥紀投手は1球で併殺打に仕留め、危機を脱した。
7回裏には、森唯斗投手がマウンドへ。安打と2四球で2死満塁としたが、代わった泉圭輔投手が中島卓也選手を二ゴロに。ここでも継投策がはまり、リードを守った。2点リードで迎えた9回裏は、藤井皓哉投手が登板。2三振を奪うなど、左肩違和感のモイネロ投手の不在を感じさせない好投で締め、3対1で試合終了。
福岡ソフトバンクは、先発の石川柊太投手が6回途中1失点で7勝目。救援陣も6投手をつぎ込んで勝ち越しを許さず、チームとしての札幌ドーム最終戦を勝利で飾った。一方の北海道日本ハムは、打線がわずか4安打に封じられ、3失点完投の上沢直之投手が今季8敗目を喫した。
123456789 計
ソ 010110000 3
日 000001000 1
ソ ○石川柊太-嘉弥真新也-津森宥紀-森唯斗-泉圭輔-松本裕樹-S藤井皓哉
日 ●上沢直之
文・吉村穂乃香
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