手堅く先制して、終盤に中軸の一発でダメ押し。埼玉西武が、理想的な試合運びで横浜DeNAとのカード初戦を8対1で制した。

埼玉西武は初回に犠飛で先制。3回裏に同点に追い付かれたものの、4回表に再び犠飛で勝ち越すと、目を覚ました強力獅子打線が一発攻勢を開始。6回表に外崎選手が5号ソロを放ち、7回表には浅村選手と山川選手が2者連続弾をかっ飛ばす。試合終盤で3点を追加し、6対1と横浜DeNAを突き放した。

大きな援護をもらったカスティーヨ投手は、150キロを超える豪速球を中心に、スライダーを丁寧に交えながら横浜DeNA打線をねじ伏せる。自身最長の7回を109球、1失点の好投でマウンドを降りた。

さらに5点リードの9回表にも、無死1塁から3番・浅村選手が今日2本目となるダメ押しの11号2ランを右翼席に叩き込み、リードを7点に広げる。

継投に入った埼玉西武は、8回をワグナー投手、9回を田村投手が無失点でぴしゃり。キャプテンの2本塁打など、自慢の打線の破壊力を見せ付けた埼玉西武が、8対1の大差で重要なカード初戦を制した。