9月12日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテと北海道日本ハムの第18回戦は、3対0で千葉ロッテが勝利した。
千葉ロッテは初回、先頭の荻野貴司選手がライトへの三塁打で出塁。すると続く高部瑛斗選手が適時打を放ち、幸先よく先制に成功する。3回裏には無死1、3塁から中村奨吾選手が犠飛を放ち、1点を追加。さらに4回裏、安田尚憲選手の安打などで2死2塁とし、茶谷健太選手の適時打で3対0と突き放した。
先発の鈴木昭汰投手は初回、いきなり連打を浴びるも後続を打ち取り無失点。2回以降は低めにボールを集め、4回表からは3イニング連続で3者凡退に抑える。7回表に3連打を浴びたところで降板するも、堂々とした投球で今季自己最長のイニングを投げ、救援陣に後を託した。
7回途中からは東條大樹投手が無死満塁とピンチでの登板も、無失点で切り抜けてリードを渡さない。8回表を西野勇士投手が走者を出しながらも0でつなぎ、最終9回表はオスナ投手が登板。四球で走者を許すも後続を打ち取り、試合を締めた。
勝利した千葉ロッテは、投手陣が好投。先発の鈴木投手が6.0回82球6安打無四球無失点で試合をつくると、救援陣も無失点リレーでリードを守り切った。打っては、高部選手が2安打1打点2盗塁、茶谷選手が2安打1打点、荻野貴選手が2安打の活躍だった。
北海道日本ハムは、先発の加藤貴之投手が8回110球8安打2四球4奪三振3失点の粘投も、打線が援護できず。7回表に3連打で無死満塁の好機をつくったが、あと一本が出なかった。石井一成選手がマルチ安打を記録している。
123456789 計
日 000000000 0
ロ 10110000X 3
日 ●加藤貴之
ロ ○鈴木昭汰-東條大樹-西野勇士-Sオスナ
文・谷島弘紀
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