9月11日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと福岡ソフトバンクの第22回戦は、4対3で福岡ソフトバンクが勝利した。
福岡ソフトバンクは初回、1死1、2塁から4番・柳田悠岐選手が18号3ランを放ち、先制に成功。3回表には三森大貴選手にも5月29日以来となる7号ソロが生まれ、本塁打攻勢でリードを4点に広げた。
先発は千賀滉大投手。序盤3回は毎回奪三振の立ち上がりを披露し、前半を無失点に抑える。6回裏は好調のオリックス打線に捉えられ、T-岡田選手の適時打などで2点を失ったが、その後のピンチをしのぎ、6回112球5安打3四球7奪三振2失点でマウンドを降りた。
徐々に勢いづくオリックス打線。8回裏は、3番手・藤井皓哉投手が味方のミスも絡み2死満塁のピンチを背負うと、頓宮裕真選手に適時打を浴び1失点。後続を三振に切り同点は阻止したが、ついに試合は1点差に。
しかし9回裏は、守護神・モイネロ投手が2死2塁と一打同点の場面を背負いながらも、宗佑磨選手を打ち取り試合終了。
勝利した福岡ソフトバンクは、連敗ストップ。先発の千賀投手は10勝目をマークし、7年連続の2桁勝利を記録している。一方野手陣は3エラーと精彩を欠いたが、松本裕樹投手が2奪三振含む3者凡退などリリーフ陣が踏ん張り、オリックスの反撃を退けた。
一方オリックスは、好投手陣から得点を奪うもあと一本が出ず敗戦。先発・山崎福也投手は3.0回4失点で無念の降板。後を継いだ投手陣は、残るイニングを無失点の好救援を見せた。
123456789 計
ソ 301000000 4
オ 000002010 3
ソ ○千賀滉大-松本裕樹-藤井皓哉-Sモイネロ
オ ●山崎福也-村西良太-山田修義-宇田川優希-山崎颯一郎-小木田敦也
文・小野寺穂高
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