9月4日、杉本商事バファローズスタジアム舞洲で行われた福岡ソフトバンクとオリックスのウエスタン・リーグ公式戦、第29回戦は3対0で福岡ソフトバンクが勝利した。
福岡ソフトバンクの先発は、笠谷俊介投手。初回、2回と3者凡退に抑えると、3回裏、4回裏は走者を背負いながらも無失点で切り抜ける。4回59球1安打2四球2奪三振無失点の投球内容でマウンドを降りた。
一方の打線は初回、先頭の周東佑京選手が三塁打で出塁。続く牧原大成選手の内野ゴロの間に生還し、先制に成功する。2回以降得点を奪えない状況が続いていたが、6回表、先頭の緒方理貢選手が三塁打を放ちチャンスメイク。周東選手の内野ゴロの間に本塁に生還し、1点を追加した。
5回裏からは杉山一樹投手が登板。四死球で走者を出しながらも安定した投球を披露し、スコアボードに「0」を並べていく。9回表には、味方打線が連打と死球で1死満塁とすると、真砂勇介選手が犠飛を放ち1点を追加。杉山投手は、リードが広がった最終9回裏も落ち着いた投球で無失点に抑え、試合を締めた。
勝利した福岡ソフトバンクは投手陣が好投。先発の笠谷投手が4回無失点の好投、2番手・杉山投手は5回60球無安打3四死球5奪三振の力投で勝利投手となった。打っては周東選手が2安打1打点、柳町選手も2安打の活躍だった。
一方、敗れたオリックスは打線が振るわず。わずか1安打と相手投手陣を攻略できなかった。投げては先発の川瀬堅斗投手が、5回3安打1失点と試合をつくる投球を披露。3番手・齋藤綱記投手も1イニングを3者凡退に抑える好投をみせた。
123456789 計
ソ 100001001 3
オ 000000000 0
ソ 笠谷俊介-○杉山一樹
オ ●川瀬堅斗-バルガス-齋藤綱記-前佑囲斗-中田惟斗
文・谷島弘紀
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