◇東北楽天対北海道日本ハム 第21回戦(3日・楽天生命パーク宮城)
東北楽天の安樂智大投手が見事な火消しを披露し、サヨナラ勝ちを呼び込んだ。
4対4の同点で迎えた10回表、1死満塁の大ピンチに安樂投手がマウンドへ上がる。北海道日本ハムはここで首位打者・松本剛選手を代打で送ったが、安樂投手は低めにボールを集め、5-2-3の併殺に打ち取った。チームはその裏に同じく満塁の好機を得ると、押し出し四球を選び、サヨナラ勝ち。見事な火消しが勝利を呼んだ。
安樂投手は、2014年ドラフト1位で入団したプロ8年目。昨季は自己最多の58試合に登板し、プロ初セーブを挙げるなど飛躍の年になった。今季は防御率4点台と苦しんでいるものの、シーズン終盤のブルペン陣を支える活躍に期待したい。
◇安樂投手 コメント
「開き直っていくしかないなと思って、自分のボールを信じて腕を振っていこうとマウンドに上がりました。最近調子も悪くてチームに貢献できていないなか、こういう場面で使っていただいたことを意気に感じて、絶対抑えてやろうと腕を振りました」
文・谷島弘紀
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