9月3日、佐藤薬品スタジアムで行われたオリックスと福岡ソフトバンクのウエスタン・リーグ公式戦、第28回戦は、8対4でオリックスが勝利した。
オリックスの先発は東晃平投手。初回からキレのある球で福岡ソフトバンク打線を抑えていく。4回表に犠飛で1点を失うが、後続は打ち取り最少失点で切り抜けた。
打線は4回裏、太田椋選手とラベロ選手の安打でチャンスをつくると、2死1、3塁から池田陵真選手の適時打で同点に追い付く。さらに石岡諒太選手も適時打で続き、逆転に成功した。
投手陣は6回表から漆原大晟投手に継投。しかし、黒瀬健太選手に適時二塁打を打たれて同点に追い付かれると、石塚綜一郎選手にも適時打を許し、試合をひっくり返される。追い付きたい打線は6回裏に、来田涼斗選手の5号ソロで再び試合を振り出しに戻すと、さらに2死1、3塁のチャンスで、1塁走者が挟まれる間に3塁走者の池田選手が生還し、再逆転に成功した。
7回表に登板した齋藤綱記投手は1死1、2塁のピンチを招くと、真砂勇介選手の適時打で再び追い付かれる。しかし直後の7回裏に、野口智哉選手の3号ソロが飛び出し、またも1点を勝ち越す。8回表は海田智行投手が無失点で抑えると、8回裏に石岡選手の犠飛と平野大和選手の4号2ランでスコアを8対4とする。9回表は張奕投手が締めて試合終了。
勝利したオリックスは、救援陣が粘れず追い付かれる苦しい展開も、野口選手の本塁打で勝ち越すなど終盤に突き放した。先発の東投手は5回1失点の好投、打線では太田選手が3安打、石岡選手が2安打2打点をマークした。一方敗れた福岡ソフトバンクは、打線が粘りを見せて二度同点に追い付いたものの、救援陣が終盤に打ち込まれた。
123456789 計
ソ 000102100 4
オ 00020213X 8
ソ 三浦瑞樹-岡本直也-●フェリックス-田浦文丸
オ 東晃平-漆原大晟-○齋藤綱記-海田智行-張奕
文・木村圭
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