8月31日、ロッテ浦和球場で行われた千葉ロッテと東京ヤクルトのイースタン・リーグ公式戦、第15回戦は、1対4で千葉ロッテが敗れた。

　千葉ロッテは佐藤奨真投手が先発。緩急を効果的に使って、走者を出しながらも東京ヤクルト打線を抑えていく。4回61球3安打3奪三振無失点の内容でマウンドを後にした。2番手・土肥星也投手も2イニングを無失点に抑え、打線の援護を待つ。

　打線は1回裏に先頭の山本大斗選手が二塁打を放ちチャンスをつくるが、後続が打ち取られて無得点。その後も相手先発・山下輝投手の前に抑えられ、6回まで0対0のまま試合は終盤を迎えた。
　
　すると7回表、3番手・坂本光士郎投手が2死1、3塁のピンチを招き、並木秀尊選手の適時打で先制を許す。打線は7回裏、1死から西川僚祐選手が二塁打でチャンスメイクすると、菅野剛士選手が適時打を放ち、すぐさま同点に追い付いた。

　しかし8回表に4番手・国吉佑樹投手が3失点を喫して勝ち越され、打線も以降は得点できず1対4で試合終了。敗れた千葉ロッテは、先発した佐藤奨投手が4回無失点など6回まで相手打線を封じるも、終盤の救援陣が粘れなかった。打線は西川選手が2安打を放つ活躍を見せたが、全体では4安打1得点に終わった。

　 １２３４５６７８９ 計
ヤ ００００００１３０ ４
ロ ００００００１００ １

ヤ ○山下輝-今野龍太-S山本大貴
ロ 佐藤奨真-土肥星也-坂本光士郎-●国吉佑樹-中村稔弥

文・木村圭

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