8月26日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテと東北楽天の第21回戦は、2対0で千葉ロッテが勝利した。
千葉ロッテの先発・佐々木朗希投手は、初回、2回表と3者凡退に切って取る上々の立ち上がりを披露。3回表以降は走者を出しながらも、凡打の山を築き、スコアボードに0を並べていく。中盤以降も力強い投球で、相手打線に3塁を踏ませず。7回を投げ切り、91球3安打2四球8奪三振無失点の投球内容で、救援陣に後を託した。
一方の打線は3回裏、1死走者無しから荻野貴司選手が初球の変化球を振り抜くと、打球はレフトスタンドへ。これが5号ソロ本塁打となり、先制に成功する。
後を託された救援陣は、8回表から唐川侑己投手が登板する。安定した投球で3者凡退に抑えると、その裏、井上晴哉選手が四球で出塁。続く安田尚憲選手が左中間への適時二塁打を放ち、貴重な追加点を挙げる。2点リードで迎えた9回表は、オスナ投手が走者を出しながらも無失点に抑え、試合を締めた。
勝利した千葉ロッテは、投手陣が好投。佐々木朗投手が7回無失点の投球で試合をつくると、唐川投手、オスナ投手と無失点でつなぎリードを守り切った。打っては、荻野貴選手が先制の本塁打。安田選手も4安打1打点の活躍で打線をけん引した。
敗れた東北楽天は、打線が沈黙。6回105球5安打3四球6奪三振1失点と好投した先発・岸孝之投手を援護することができなかった。打っては、浅村栄斗選手が2安打の活躍だった。
123456789 計
楽 000000000 0
ロ 00100001X 2
楽 ●岸孝之-ブセニッツ-安樂智大
ロ ○佐々木朗希-唐川侑己-Sオスナ
文・谷島弘紀
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