井上晴哉が値千金の勝ち越し打! 終盤に打線つながり千葉ロッテが連敗ストップ

パ・リーグ インサイト

2022.8.24(水) 21:46

千葉ロッテマリーンズ・井上晴哉選手(C)パーソル パ・リーグTV
千葉ロッテマリーンズ・井上晴哉選手(C)パーソル パ・リーグTV

 8月24日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテと埼玉西武の第21回戦は、5対2で千葉ロッテが勝利した。

 千葉ロッテは初回、二塁打と死球などで1死2、3塁のチャンスをつくるも、埼玉西武の先発・平井克典投手の前に2者連続三振に倒れ、先制とはならず。続く2回裏も2死満塁から高部瑛斗選手がセカンドゴロに打ち取られ、得点できなかった。

 両者無得点で迎えた4回裏、安打と四球などで1死満塁とすると、荻野貴司選手がレフトへの適時打を放ち、先制に成功する。さらに高部選手も犠飛で続き、2対0に。

 先発は今季7勝目を目指す美馬学投手。2回表に四球と安打で2死1、2塁のピンチを招くも、8番・オグレディ選手を空振り三振に仕留め、無失点で切り抜ける。続く3回表、4回表も得点圏にランナーを置いたが、要所を締めるピッチングで得点は許さない。

 しかしリードをもらった直後の5回表、美馬投手は先頭の外崎修汰選手に9号ソロを浴び、1点を失う。続く6回表には2番手・西野勇士投手が中村剛也選手の9号ソロで同点に追い付かれたが、後続はしっかりと抑え、2対2のまま試合は終盤へ。

 7回表は3番手・唐川侑己投手がマウンドに上がり、福田秀平選手のファインプレーなどで無失点に抑え、流れを引き寄せる。すると続く7回裏、2死1、2塁の好機から、井上晴哉選手が2点適時二塁打を放ち、4対2と勝ち越しに成功。さらに8回裏には、中村奨吾選手にも適時打が生まれ、1点を追加した。

 その後はゲレーロ投手が8回表を3者凡退に抑えると、最終回はオスナ投手がマウンドへ。外崎選手に安打を許すも、最後のバッターをレフトフライに打ち取り、試合終了。

 勝利した千葉ロッテは、先発の美馬投手が5回4安打4四球3奪三振1失点と粘りの投球を披露。7回表を無失点に抑えた唐川投手が今季初勝利を挙げた。打線では、井上選手が2安打2打点の活躍。荻野貴選手、中村奨選手も2安打1打点をマークした。

 敗れた埼玉西武は、先発の平井投手が4回6安打4四死球5奪三振2失点。外崎選手、中村選手の一発で一時同点とするも、リリーフ陣が踏ん張れなかった。

  123456789 計
西 000011000 2
ロ 00020021X 5

西 平井克典-●隅田知一郎-宮川哲
ロ 美馬学-西野勇士-○唐川侑己-ゲレーロ-Sオスナ

文・杉森早翔

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