根本悠楓が7回途中1失点で今季2勝目。先発全員安打の北海道日本ハムが連敗ストップ

パ・リーグ インサイト

2022.8.7(日) 16:33

北海道日本ハムファイターズ・根本悠楓投手(C)パーソル パ・リーグTV
北海道日本ハムファイターズ・根本悠楓投手(C)パーソル パ・リーグTV

 8月7日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと北海道日本ハムの第19回戦は、5対3で北海道日本ハムが勝利した。

 北海道日本ハムの先発・根本悠楓投手は初回、吉田正尚選手の安打などで2死1、3塁のピンチを迎えるも、杉本裕太郎選手を左飛に打ち取り、無失点で立ち上がる。

 すると2回表、オリックス先発の中村勝投手から渡邉諒選手が安打で出塁、片岡奨人選手がプロ初安打で続き、1死1、3塁の好機を得る。ここで谷内亮太選手が2点適時二塁打を放ち、先制に成功した。

 援護をもらった根本投手は、走者を背負いながらも本塁は踏ませず、流れを渡さない。打線は5回表に中島卓也選手の安打などで2死2塁の好機をつくると、4番・清宮幸太郎選手から適時打が飛び出し追加点。3対0とリードを広げた。

 6回表には片岡選手の安打に敵失策が絡み1死2、3塁の好機をつかむと、梅林優貴選手からプロ初打点となる2点適時打が生まれ、5対0と試合の主導権を握る。

 根本投手は7回裏、紅林弘太郎選手の5号ソロで1点を返されると、続く代打・頓宮裕真選手に四球を与えたところで降板。2死1、2塁の場面で登板した北山亘基投手は、代打・マッカーシー選手を空振り三振に打ち取った。

 8回裏には玉井大翔投手が連打で1死1、3塁のピンチを招くと、宗佑磨選手の犠飛、紅林選手の適時打で2点差に詰め寄られる。続くピンチはメネズ投手が無失点で切り抜けた。9回裏は、井口和朋投手が走者を背負いながらも無失点で締め、5対3で試合終了。

 勝利した北海道日本ハムは、先発の根本投手が6.2回5安打4四死球6奪三振1失点で2勝目をマーク。19歳の2年目左腕がチームの連敗脱出に貢献した。打線も先発全員安打の11安打5得点と奮起を見せ、連敗を止めている。

 一方敗れたオリックスは、先発の中村投手が5回8安打3失点と、NPB復帰後初の先発登板で白星とはならず。打線は終盤に猛追するも、あと一歩及ばなかった。

  123456789 計
日 020012000 5
オ 000000120 3

日 ○根本悠楓-北山亘基-玉井大翔-メネズ-S井口和朋
オ ●中村勝-張奕-宇田川優希

文・山本理絵

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