8月6日、PayPayドームで行われた福岡ソフトバンクと東北楽天の第14回戦は、9対1で福岡ソフトバンクが勝利した。
福岡ソフトバンクの先発は武田翔太投手。初回の立ち上がりを無失点に抑えると、その後は大きく曲がるカーブと力強い直球を組み合わせ、3回まで相手打線につけ入る隙を与えない。
打線は3回裏、周東佑京選手の四球と盗塁で2死2塁から、川瀬晃選手がレフトの頭を超える適時二塁打を放ち、先制に成功した。4回表に武田投手が島内宏明選手の適時打で同点に追い付かれたが、打線が5回裏に松田宣浩選手、甲斐拓也選手の連打などで1死満塁の好機から、川瀬選手の犠飛で勝ち越しに成功。なおも2死1、2塁の好機で牧原大成選手、柳田悠岐選手が連続適時打を放ち2点を追加した。
さらに7回裏にも1死満塁から中村晃選手、柳町選手の連続適時打などで3点を追加。8回裏にも谷川原健太選手の適時打などで2点を追加した。武田投手は今季初勝利へ好投を続け、6.0回109球3安打2四球8奪三振1失点の内容で勝利投手の権利を持って降板した。
以降は7回表途中から嘉弥真新也投手が、8回表を甲斐野央投手がそれぞれ無失点でつなぐと、9回表は板東湧梧投手が締めて9対1で試合終了。今季初先発の武田投手が今季初白星、打っては牧原選手が3安打、チーム全体でも15安打と打線が好調だった。
一方敗れた東北楽天は、先発の田中将大投手が6回117球9安打2四球8奪三振4失点と踏ん張り切れず。打線もわずか3安打1得点にとどまった。
123456789 計
楽 000100000 1
ソ 00103032X 9
楽 ●田中将大-石橋良太-津留崎大成
ソ ○武田翔太-嘉弥真新也-甲斐野央‐板東湧梧
文・鈴木竜雅
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