8月6日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと北海道日本ハムの第18回戦は、3対1でオリックスが勝利した。
オリックスの先発は、今季2試合目の登板となる東晃平投手。初回に安打と四球で2死1、2塁のピンチを招くと、今川優馬選手に適時二塁打を浴び、先制を許す。しかしリードをもらった2回以降は、粘りの投球を披露。5回表には2死3塁とされるも、後続を打ち取り無失点で切り抜け、6回表に1死をとったところで、救援陣に後を託した。
一方の打線は1回裏、福田周平選手の安打と盗塁で、2死2塁の好機をつくる。ここで、吉田正尚選手が速球をはじき返すと、打球はレフトスタンドへ。12号2ランで2対1とすぐさま逆転に成功する。
初回以降得点が奪えない打線だったが7回裏、2死から福田選手、中川圭太選手の連打で1、3塁のチャンスをつくる。すると続く吉田正選手の適時二塁打で1点を追加し、3対1と2点のリードを得た。
後を託された救援陣は、6回途中から比嘉幹貴投手が登板。危なげない投球で打者2人を打ち取ると、7回表を近藤大亮投手、8回表を阿部翔太投手が無失点でつなぐ。最終9回表は、本田仁海投手がマウンドへ上がると、1死満塁のピンチを招くもリードを守って試合を締めた。
勝利したオリックスは先発の東晃平投手が力投。5.1回75球5安打2四球2奪三振1失点でプロ初勝利を手にした。打っては、吉田正選手が2安打1本塁打3打点の活躍。この試合の全打点をたたきだす活躍で、打線をけん引した。
一方敗れた北海道日本ハムは、先発の田中瑛斗投手が試合をつくれず。打線も初回の1得点のみと、つながりを欠いた。3番手・メネズ投手が1イニングを3者凡退に抑える好投を披露。郡拓也選手が2安打の活躍だった。
123456789 計
日 100000000 1
オ 20000010X 3
日 ●田中瑛斗-古川侑利-メネズ-吉田輝星-宮西尚生-北浦竜次
オ ○東晃平-比嘉幹貴-近藤大亮-阿部翔太-S本田仁海
文・谷島弘紀
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