8月3日、タマホームスタジアム筑後で行われた福岡ソフトバンクとオリックスのウエスタン・リーグ公式戦、第22回戦は、11対6で福岡ソフトバンクが勝利した。
福岡ソフトバンクは初回、1死から安打を放った真砂勇介選手が盗塁を決めて好機を演出すると、3番・松田宣浩選手の適時三塁打で先制に成功。さらに、増田珠選手、リチャード選手が連続適時打を放つなど、打者一巡の猛攻で一挙7点を奪う。
大量援護をもらった先発・重田倫明投手は2回表、無死3塁から佐野如一選手の一ゴロの間に1点を失う。3回表には、渡部遼人選手に適時内野安打を浴びたが、打線は直後の3回裏に川村友斗選手の適時二塁打で1点を挙げ、スコアは8対2に。
重田投手は4回表、5回表と無失点に抑え、5回5安打無四球4奪三振2失点で降板。しかし、後を託された佐藤宏樹投手は6回表、3四球で無死満塁のピンチを招くと、佐野如選手の適時打などで4点を失い、2点差に迫られる。
それでも6回裏、牧原巧汰選手、明石健志選手の連打などで得た2死満塁の好機で、リチャード選手に走者一掃の適時三塁打が生まれ、すぐさま5点差に突き放す。直後の7回表から登板したフェリックス投手は、2イニング連続で3人で抑えると、11対6で迎えた最終9回表を田中正義投手が無失点で締めて試合終了。
勝利した福岡ソフトバンクは、初回から打者一巡の猛攻を見せると、その後も得点を重ねて計13安打11得点。リチャード選手は2安打4打点、仲田慶介選手は3安打1打点を記録した。一方敗れたオリックスは、打線が8安打6得点と効率の良い攻撃を見せたものの、先発・増井浩俊投手が2回7安打3四球2奪三振7失点と振るわなかった。
123456789 計
オ 011004000 6
ソ 70100300X 11
オ ●増井浩俊-山崎颯一郎-齋藤綱記-漆原大晟-K-鈴木-小木田敦也
ソ ○重田倫明-佐藤宏樹-フェリックス-田中正義
文・高橋優奈
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