◇千葉ロッテ対オリックス 第17回戦(30日・ZOZOマリンスタジアム)
オリックス・東晃平投手がプロ初登板・初先発のマウンドに上がった。
初回は千葉ロッテの上位打線を3者凡退に抑える投球を披露。しかし、2回裏にエチェバリア選手の先制打で1点を失うと、5回裏には高部瑛斗選手に2点適時三塁打、レアード選手に適時二塁打を許し、4.2回7安打3四死球4奪三振4失点(自責点3)でマウンドを降りた。
神戸弘陵高から、2017年の育成選手ドラフト2位でオリックスに入団。2020年は怪我に苦しんだものの、翌2021年にはファームで18試合に登板し、5勝9敗、防御率3.97、ウエスタン2位の80奪三振という成績を残した。
そして、迎えた2022シーズン。7月28日、プロ5年目にして念願の支配下登録を勝ち取った。デビュー戦は4.2回4失点(自責点3)とほろ苦い登板となったが、新たに2桁の番号を背負う22歳の今後の投球に期待だ。
東晃平投手 コメント
「(初登板のマウンドは)意外と緊張もなく、楽しんでマウンドに上がることができましたし、立ち上がりは自分で思っていたよりもよかったと思いますが、5回の微妙な当たりのヒットが続いたところで、切り替えることができず、逆転まで許してしまったことは反省しないといけないです。一軍の打者は甘いところにいくと、逃してくれない雰囲気がありましたし、それが得点圏で力みにつながってしまい、逆に甘く入ってしまったんだと思います。精神面でも、技術面でも反省点がたくさん見つかったので、この経験を無駄にしないようにしていきたいと思います」
文・高橋優奈
記事提供: