千葉ロッテ、セ本拠地6連戦へ投手を1人増員も 清水直コーチ「増やすこともある」

Full-Count 細野能功

2018.6.2(土) 14:35

千葉ロッテのタナー・シェッパーズ
千葉ロッテのタナー・シェッパーズ

1日に抹消のシェッパーズは「例年この時期に痛みが出るよう」

千葉ロッテが、DH制のない来週の中日(ナゴヤドーム)、阪神(甲子園)6連戦を控え、ブルペンの人数を増やす可能性が出てきた。酒居、佐々木、二木、唐川と、昨年ローテの一角を担った投手陣が揃って2軍だが、ファームでもぱっとしていないだけに、首脳陣の判断が注目される。

1日の広島戦は、7、8回に大谷、益田のセットアッパーが失点した救援陣。先発を除くと、投手は広島の8人に対して7人となっている。投手に代打を出さなければならない状況では、延長戦にでもなれば頭数が足りなくなることも考えられる。清水直投手コーチは2日に「増やすこともあります」と野手を削って、ブルペン8人体制もあり得ると話した。

抑えの内につなぐシェッパーズが1日に登録を抹消され、阿部が昇格した。「(シェッパーズの不在は)痛いです。例年この時期に痛みが出るようで、我慢して投げさせたが、フィニッシュで一塁側に身体が流れ、シュート回転して打たれる。思い切って試合から外す決断をした」と同コーチ。下半身のコンディション不良があるようだ。

2日の試合前には外野で捕手を座らせ、バランスを意識して投げ、ブルペンにも入った。3日まで1軍に同行し、4日以降はファームで調整。12日のZOZOマリンでは「親子ゲーム」が予定されており、横浜DeNA戦の前にイースタン埼玉西武戦がある。「試合に全く投げないわけにはいかないので」と同コーチ。イースタン埼玉西武戦の結果次第で再登録の可能性もありそうだ。借金がまた増え始め、ブルペンのやりくりが大変になってきた。

記事提供:Full-Count

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