7月29日、PayPayドームで行われた福岡ソフトバンクと埼玉西武の第12回戦は、5対2で埼玉西武が勝利した。
先制したのは埼玉西武。相手先発・千賀滉大投手に対し、外崎修汰選手、源田壮亮選手が連打でチャンスをつくると、山川穂高選手が適時打を放ち1点を先行する。一方先発の今井達也投手は、序盤制球が定まらず。1回裏と3回裏には、それぞれ2四球でピンチを招いた後、タイムリーを浴び、逆転を許した。
しかし4回表、主軸の一発で相手に傾きかけた流れを取り戻す。先頭のオグレディ選手が13号ソロでまずは同点に追い付くと、なおも2死1、2塁として打席には山川選手。本人も打った瞬間確信する今季第30号の特大3ランで勝ち越しに成功した。
援護を受けた今井投手は、4回裏以降制球も安定し、6回124球3安打6四球4奪三振2失点でマウンドを降りた。7回裏は本田圭佑投手、8回裏を平良海馬投手が無失点に抑えると、9回裏は水上由伸投手が締め試合終了。水上投手はプロ初セーブとなった。
勝利した埼玉西武は、4番の活躍で後半戦を白星スタート。投げては7回以降、盤石のリリーフ陣も好投で鷹打線の反撃を許さず、再び首位に復帰した。敗れた福岡ソフトバンクは先発の千賀投手が5回8安打5失点と乱調。10奪三振と「自分の感覚としては、悪くはなかった」一方で「リズムよく投げる事ができなかった」と反省点を振り返った。
123456789 計
西 100400000 5
ソ 101000000 2
西 ○今井達也-本田圭佑-平良海馬-S水上由伸
ソ ●千賀滉大-椎野新-甲斐野央-泉圭輔
文・小野寺穂高
関連リンク
・試合詳細/動画はこちら
・山川穂高、今季30号は確信の勝ち越し3ラン
・今井達也 選手名鑑はこちら
・オグレディ 動画をチェック!
・「火消し」のプロフェッショナルによるコラボ動画! パのリリーバーによる「華麗なる火消し」まとめ
記事提供: