7月20日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと北海道日本ハムの第15回戦は、2対0でオリックスが連勝。椋木蓮投手が9回2死まで無安打と相手打線を封じ込めた。
オリックスは椋木投手が先発マウンドへ。プロ初先発初勝利を挙げた7日の埼玉西武戦に続く連勝を狙った。3回までに4者連続を含む7三振を奪う圧巻の投球を見せると、その後も北海道日本ハム打線を無安打に抑え込む。
打線は3回裏、吉田正尚選手の10号2ランで先制に成功。5試合ぶりの一発で、ルーキーイヤーから7年連続となる2桁本塁打に到達した。
7回まで無安打投球を続ける椋木投手を援護したい打線は、先制以降走者を出すことができず。7回裏、頓宮裕真選手の二塁打などで1死1、2塁と追加点のチャンスをつくったが、マッカーシー選手、宗佑磨選手が倒れ無得点に終わった。
椋木投手は8回表も難なく3者凡退に打ち取り、快挙達成まであとアウト3つに迫る。9回2アウトまでこぎつけたが、佐藤龍世選手にセンター前への安打を許し、あと一歩のところで快挙を逃した。
椋木投手に代わり、2死1塁からマウンドに上がった平野佳寿投手がこの日27個目のアウトを奪い、2対0のままで試合終了。
オリックスは、先発の椋木投手が8.2回116球1安打11奪三振3四球。ノーヒットノーランにはアウト1つ届かずも、自身初の2桁奪三振など見どころ満載の投球でファンを沸かせた。
123456789 計
日 000000000 0
オ 00200000X 2
日 ●根本悠楓-吉田輝星-玉井大翔-北山亘基
オ ○椋木蓮-S平野佳寿
文・吉村穂乃香
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