一発攻勢で福岡ソフトバンクが交流戦4連勝。千賀滉大は復帰登板を白星で飾る

パ・リーグ インサイト

2018.6.1(金) 20:50

福岡ソフトバンクホークス・柳田悠岐選手(C)PLM
福岡ソフトバンクホークス・柳田悠岐選手(C)PLM

ヤフオクドームで行われた福岡ソフトバンクと横浜DeNAの一戦。福岡ソフトバンクは、敵地・甲子園で阪神に3連勝しての本拠地凱旋となった。先発は5月15日以来の登板となる千賀投手だ。故障離脱の前までの3試合では、いずれも白星を挙げていただけに、復帰登板に期待がかかる。昨年の日本シリーズの再戦となるこのカード。横浜DeNAの先発は、福岡ソフトバンクが日本一を決めた第6戦マウンドに上がった今永投手だ。

横浜DeNAに1点を先制され、迎えた2回裏。福岡ソフトバンク打線が横浜DeNA・今永投手に襲い掛かる。先頭の4番・柳田選手の安打を皮切りに1死2,3塁とすると、7番・上林選手が低めの変化球を捉え、右翼席中段へ4号3ラン。すぐさま逆転に成功する。さらに、2死から9番・甲斐選手にも4号ソロが飛び出し、4対1と3点のリードを奪った。

福岡ソフトバンクの一発攻勢はまだまだ続く。3回裏、1死1塁から打席に立った4番・柳田選手は、初球の真っすぐを迷わず振り抜く。はるか高くまで上がった打球は右翼席中段に吸い込まれる13号2ランとなり、福岡ソフトバンクが6対1とリードを5点とした。

先発の千賀投手が6回途中96球を投げ2失点の内容でマウンドを降りて以降、福岡ソフトバンクは小刻みな継投での逃げ切りを図る。2番手・寺原投手から、嘉弥真投手、二保投手とつないで、7回以降は横浜DeNAに得点を与えず。9回のマウンドにも引き続き二保投手が上がると、下位打線を3者凡退に打ち取り試合終了。福岡ソフトバンクが6対2で勝利を収めた。

試合序盤の一発攻勢で逆転した福岡ソフトバンクが、4投手の継投で逃げ切って交流戦4連勝を飾った。千賀投手は6回途中2失点と試合を作り、5月15日以来の4勝目。救援陣は3人がマウンドに上がりいずれも無失点と、投手陣の安定間が光る勝利となった。

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