前カードの広島戦を勝ち越しで終えた埼玉西武。交流戦本拠地開幕は阪神との連戦だ。2位・北海道日本ハムとのゲーム差はわずか1。油断できない試合が続いている。
一方で、5月に入ってやや調子が下降気味だった打線は、前カードで合計26得点を奪うなど、再び本来の力を取り戻しつつある。本拠地・メットライフドームでも打線爆発となるか、注目だ。
【昨季対戦成績】
埼玉西武→1勝2敗、阪神→2勝1敗
【埼玉西武】菊池投手 6試合、5勝0敗 42回、42奪三振、18失点 防御率3.86
【阪神】岩貞投手 5試合、3勝1敗 30回、27奪三振、8失点 防御率1.50
埼玉西武の先発は、エース・菊池投手だ。左肩の機能不全でファーム調整中だったが、満を持して一軍のマウンドに帰ってくる。懸念されていた球速も、5月25日のファームでは最速154キロを計測。先発陣がなかなか長いイニングを投げられない試合が続いているだけに、エースの投球で再びチームを盛り立てたい。。
打線では、金子侑選手に注目。前カード全てで安打を放つなど調子を上げ、打率もついに2割台に戻った。下位打線の金子侑選手が機能すれば、調子を上げつつある秋山選手、不動の4番の山川選手が控える打線のつなぎ役となることができるだろう。
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