7月9日、ほっともっとフィールド神戸で行われたオリックスと千葉ロッテの第14回戦は、3対1でオリックスが勝利を収めた。
オリックスは初回、2死から中川圭太選手が安打で出塁すると、続く吉田正尚選手の適時二塁打で幸先よく先制する。さらに3回裏も、中川圭選手の三塁打で得た1死3塁から吉田正選手が適時二塁打を放ち、1点を追加した。
先発の山本由伸投手は4回表に、無死1、3塁から安田尚憲選手の遊飛と三塁走者・高部瑛斗選手の好走塁で1点を失うも、以降は安定感のある投球を続け、8回120球6安打1四球11奪三振1失点でマウンドを降りた。
1点リードの8回裏は、1死1、2塁から杉本裕太郎選手の適時打で貴重な1点を挙げると、最終9回表を平野佳寿投手が無失点で締め、3対1で試合終了。
オリックスは、山本投手が8回11奪三振1失点の好投でリーグトップ独走の9勝目。2回表には自己最速を更新する159km/hをマークした。また、中川圭選手、吉田正選手、杉本選手のクリーンナップがそれぞれマルチ安打と躍動し、千葉ロッテとの接戦を制した。
一方敗戦した千葉ロッテは、先発・小島和哉投手が5回8安打1奪三振2失点と試合をつくったものの、打線がつながらず。井上晴哉選手が今季初安打を含む2安打を記録するなど、計7安打を放ちながらも本塁が遠く、1得点にとどまった。
123456789 計
ロ 000100000 1
オ 10100001X 3
ロ ●小島和哉-小野郁-東條大樹-ゲレーロ-八木彬
オ ○山本由伸-S平野佳寿
文・高橋優奈
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