7月9日、杉本商事バファローズスタジアム舞洲で行われたオリックスと広島の第15回戦は、2対2で引き分けに終わった。

　オリックスは1回裏、山足達也選手が二塁打で出塁すると、渡部遼人選手の適時二塁打で幸先良く1点を先制。しかし先発の佐藤一磨投手は直後の2回表、末包昇大選手の同点ソロを浴びるなど2失点で逆転を許してしまう。

　佐藤投手は4回5安打2失点で降板し、5回表を齋藤綱記投手が2三振含む3者凡退に抑える。すると打線は5回裏、宜保翔選手の安打を皮切りに2死1、3塁と好機を演出。相手投手の暴投の間に同点に追い付いた。

　6回以降は宇田川優希投手、漆原大晟投手、村西良太投手、小木田敦也投手と1イニングずつ無安打無失点でつなぐ。なんとか勝ち越したい打線は、7回裏に西野真弘選手の安打などで1死2、3塁とするも得点できず。

　試合は延長戦となり、10回表を比嘉幹貴投手が無失点に抑えたが、10回裏は3者凡退に倒れて終了。オリックスは救援陣が無安打無失点の好投も、打線が4安打2得点と援護できずに引き分けとなった。

　 １２３４５６７８９10 計
広 ０２００００００００ ２
オ １０００１０００００ ２

広 大道温貴-島内颯太郎-一岡竜司-塹江敦哉-フランスア
オ 佐藤一磨-齋藤綱記-宇田川優希-漆原大晟-村西良太-小木田敦也-比嘉幹貴

文・丹羽海凪

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