7月1日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテと東北楽天の第12回戦は、6対4で千葉ロッテが勝利した。
千葉ロッテの先発は佐々木朗希投手。初回、先頭打者を振り逃げで出塁させるも、後続を3者連続三振に抑える立ち上がり。すると打線は初回、先頭の荻野貴司選手が二塁打で出塁すると、1死3塁として中村奨吾選手の適時打で先制。4回裏には、2死2塁から佐藤都志也選手の適時打で追加点を挙げる。
援護をもらった佐々木朗投手だったが、4回表に指先から出血するアクシデントに見舞われ、この回を抑えるも4回2安打2四球10奪三振無失点の内容で降板。後を受けた小沼健太投手が、5回表に2死1、2塁から島内宏明選手の5号3ランで逆転を許す。7回表には東條大樹投手が島内選手に今日2本目の本塁打を浴び、2点ビハインドに。
2点差で迎えた7回裏、連打などで1死2、3塁とすると、高部瑛斗選手の2点適時二塁打で同点に追い付く。そして8回裏、先頭・佐藤選手の3号ソロで勝ち越しに成功すると、さらに2死3塁とし、荻野貴司選手の適時打でもう1点を追加。9回表は守護神の益田直也投手が試合を締めた。
勝利した千葉ロッテは、5番手で登板し3者凡退に抑えたゲレーロ投手が今季2勝目をマーク。打線では、勝ち越し弾を放った佐藤選手ら3選手がマルチ安打をマークした。一方敗れた東北楽天は、先発の田中将大投手が5.0回4安打3四死球3奪三振2失点の内容。打線は島内宏明選手が2本塁打を記録するも、救援陣が崩れ悔しい逆転負けとなった。
123456789 計
楽 000030100 4
ロ 10010022X 6
楽 田中将大-鈴木翔天-安樂智大-西口直人-●宋家豪
ロ 佐々木朗希-小沼健太-小野郁-東條大樹-○ゲレーロ-S益田直也
文・成田理亮
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