6月25日、ファイターズ鎌ケ谷スタジアムで行われた北海道日本ハム対巨人のイースタン・リーグ公式戦、第13回戦は9対1で北海道日本ハムが勝利した。
北海道日本ハムは2回裏、先頭の6番・中島卓也選手が安打で出塁。続く高濱祐仁選手がレフトフェンス直撃の二塁打を放つと、1塁から中島卓選手が生還し、先制に成功。3回裏には2番・今川優馬選手の二塁打から1死3塁の好機をつくり、4番・王柏融選手が犠飛で追加点を挙げる。
先発の金子千尋投手は、序盤3回まで1安打に抑え込む。4回表には2死1塁から菊田拡和選手に左中間を破る当たりを浴びるも、左翼・今川選手からの送球を受けた遊撃・上野響平選手が、本塁を狙った1塁走者を刺すプレーが生まれてこのピンチをしのいだ。
打線は5回裏、巨人先発・堀田賢慎投手を攻め立て1死2、3塁から、田宮裕涼選手、高濱選手にそれぞれ適時打が生まれると、代わった2番手・木下幹也投手からも佐藤龍世選手が適時打を放つなど、打者9人の猛攻で4点を奪い、試合を優位に進めていく。
続く直後の6回裏には今川選手の一発、難波侑平選手の犠飛でスコアは8対0に。金子投手は6回表に招いた1死1、3塁のピンチを併殺打で切り抜けるなど、要所を締める投球を披露し、7回を投げ切ったところでマウンドを降りた。
8回表は2番手・井口和朋投手が味方の失策で1点を失うも、直後の8回裏に敵失で再び8点差に。最終9回表はドラフト5位ルーキー・畔柳亨丞投手が無失点で締めて、9対1で試合終了。
勝利した北海道日本ハムは、金子投手が7回94球6安打2四球2奪三振無失点の好投で、先発としての役割を果たした。16安打で先発全員安打を記録した打線では、今川選手がファーム今季初本塁打を含む3安打1打点の活躍。中島卓選手、高濱選手、佐藤龍世選手もそれぞれ2安打をマークした。
123456789 計
巨 000000010 1
日 01104201X 9
巨 ●堀田賢慎-木下幹也
日 ○金子千尋-井口和朋-畔柳亨丞
文・和田信
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