好投のヤクルト石川から値千金の2点タイムリー
千葉ロッテ 5-1 ヤクルト(29日・神宮)
千葉ロッテ清田育宏外野手が足とバットで交流戦初戦の勝利に貢献した。
29日に神宮で行われたヤクルト戦。千葉ロッテは5-1で白星を飾ったが、勝敗を分けたのは7回だった。1-0の7回1死一、三塁の好機に、6番・清田が打った。それまで1失点と好投していたヤクルト先発の石川雅規から内角135キロのストレートを右前へ運び、2点適時打とした。さらに、鈴木大地の右前打で三進すると、田村龍弘の三ゴロでホームへ奔走。技ありのスライディングで貴重な4点目をもぎとった。
当初、球審は本塁突入をアウトと判定したが、井口監督はすかさずリクエスト。リプレー検証の結果、捕手・中村悠平のタッチより清田の足が早くホームに入っており、セーフに覆った。
「タイミングはアウトだが、足が入っていたと思った。セーフになってよかった。追加点が欲しいところだったので、ランナーを返すことができてよかった。(石川は)思ったより球が動く。(ストライク)ゾーンを上げて逆方向へ。引っ張ったら駄目だと思った」と、狙い通りのバッティングで交流戦に弾みをつけた。
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