ロッテ・宮﨑颯「持っている能力を出せるようにやっていきたい」新天地で開幕一軍を目指す

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ロッテ・宮﨑颯(撮影=岩下雄太)
ロッテ・宮﨑颯(撮影=岩下雄太)

 ロッテの宮﨑颯が14日のDeNAとの練習試合で、移籍後初めて実戦登板を果たした。

 9-2の9回に登板した宮﨑颯は、先頭の益子京右を2ボールから3球目のストレートで遊ゴロに打ち取ると、続く勝又温史を初球のストレートで遊ゴロに仕留め、わずか4球で2アウトとする。宮下朝陽も1ボール1ストライクから3球目のカットボールで右飛と、危なげなく3人で試合を締めた。

 移籍後初めてとなる実戦登板で、まずはきっちりと“0”で終えたのは良いアピールになったはずだ。

◆ 武器はストレート

 宮﨑颯はソフトバンクでプレーしていた昨季一軍で2試合に登板して、防御率0.00に抑え、ファームでも31試合・35イニングを投げて、イニングを上回る38奪三振、防御率2.57の成績を残した。しかし、リーグ連覇を果たすなど分厚い戦力を誇るソフトバンク。シーズン終了後に戦力外通告を受け、ロッテに支配下選手として入団した。

 昨年12月10日に行われた入団会見では「一軍の舞台でホークスの時に結果を残すことができなかったので、ロッテでやり返したいという気持ちが一番強い。チームの戦力、勝利に貢献できるような投手になれるように。これから努力してチームのために腕を振って頑張りたい」と強い覚悟を持って、ピンストライプのユニホームに袖を通した。

 新天地での春季キャンプは一軍スタート。都城春季キャンプでは、「去年の秋から色々試していることをしっかり出せていると思うので、しっかり引き続きやりながらアピールして開幕一軍で迎えられるように。持っている能力を出せるようにやっていきたいです」と話したように、10日のライブBPでは池田来翔、友杉篤輝に21球を投げ、安打性の当たりを1本に抑えた。

 具体的に秋から試していることについて、「変化球、まっすぐの精度をホークスにいた時からやってきた。オフシーズンも含めて継続してきて、いい感覚でできているのでそれを引き続きやっている形です」と明かした。

 宮﨑の売りはストレート。「前に飛ばされないストレートが目標なので。わかっていても打たれないストレートを自分の中で突き詰めていければいいかなと思います」。

 変化球に関しては「まっすぐを活かすために変化球をどう見せるか。その上でまっすぐをどう見せていくか、僕の一番の売りのまっすぐを活かすための方法なので、変化球の精度をもっと上げていければ、まっすぐが輝くと思います」と説明した。

 練習試合、オープン戦に向けて「重要な場面で任せてもらえるピッチャーになれるように。どんな局面であってもゼロで帰ってくることができるのを出していけるようやっていくとともに、自分の長所を出しながらやっていきたいと思います」と話していた中で、移籍後初めての実戦登板で無失点に抑えた。3月27日のシーズン開幕まで、残り1ヶ月半もある。継続して抑えた先に開幕一軍が待っている。

取材・文=岩下雄太

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