6月12日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテと横浜DeNAの「日本生命セ・パ交流戦2022」第3回戦は、千葉ロッテが 5対4で勝利した。
千葉ロッテの先発・佐藤奨真投手は初回、先頭の佐野恵太選手に安打を許すも、4番・牧秀悟選手を三振に切って取り無失点で立ち上がる。すると続く1回裏、先頭の荻野貴司選手が安打で出塁。続くマーティン選手が右翼席中段へ7号2ランを放り込み、千葉ロッテが幸先よく先制点を挙げる。
援護をもらった佐藤奨投手は、3回から3イニング連続で3者凡退に抑える好投を披露し、横浜DeNA打線を寄せ付けない。しかし6回表、桑原将志選手に安打を許すと、続く佐野選手に6号2ランを浴び、試合を振り出しに戻されてしまう。
打線は同点となった6回裏、山口航輝選手の二塁打と犠打で1死3塁の好機を得ると、続くエチェバリア選手が適時打を放ち、勝ち越しに成功する。なおも2死1、3塁の場面で、荻野貴司選手からも適時打が飛び出し1点を追加。スコアを4対2としリードする。
佐藤奨投手は6回4安打2失点でマウンドを降り、継投陣に後を託す。7回表は小野郁投手が3者凡退に抑える好投を披露。続く8回表は西野勇士投手が制球に苦しみ1死満塁のピンチを招くも、牧選手を併殺打に打ち取りリードを死守する。
すると8回裏、高部瑛斗選手が安打と盗塁で2死2塁の好機をつくり、荻野貴選手からこの日2本目の適時打となる三塁打が生まれ1点を追加。3点リードの9回表は、益田直也投手が1死2、3塁のピンチを迎えると、内野のゴロの間に1点を返される。さらに暴投で1点を追加されるも、続く桑原選手をフライに打ち取り試合終了。千葉ロッテが5対4で勝利した。
勝利した千葉ロッテは先発・佐藤奨投手が6回4安打2失点と好投し、うれしいプロ初勝利。育成出身左腕が交流戦最終日を白星で飾った。打線も10安打と奮起し、荻野貴選手が連日の猛打賞を記録。千葉ロッテが2カード連続で勝ち越しを決めた。
123456789 計
デ 000002002 4
ロ 20000201X 5
デ ●石田健大-三上朋也-入江大生-平田真吾
ロ ○佐藤奨真-小野郁-西野勇士-S益田直也
文・山本理絵
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