6月11日、楽天生命パーク宮城で行われた東北楽天と巨人の「日本生命セ・パ交流戦2022」第2回戦は、8対1で東北楽天が勝利。5月29日以来となるリーグ首位に躍り出た。
東北楽天の先発・早川隆久投手は、初回を3者凡退に抑える上々の立ち上がりを見せる。2回表には1死3塁のピンチを背負うも、ウィーラー選手、ポランコ選手を打ち取って切り抜けた。
すると打線は2回裏、銀次選手、辰己涼介選手の安打でチャンスメイク。2死2、3塁となった場面で川島慶三選手に移籍後初本塁打が飛び出し、3点の先制に成功する。
援護をもらった早川投手は4回表、1死2、3塁から坂本勇人選手に適時打を浴び1点を失う。その後も走者は出したが本塁は踏ませず、6回101球5安打5奪三振1四球1失点にまとめた。
先制3ラン以降なかなか追加点を奪えなかった打線は7回裏、太田光選手、小深田大翔選手の安打などで無死満塁の絶好機を演出。浅村栄斗選手が左中間を破るエンタイトルツーベースを放つと、島内宏明選手も適時打で続く。さらには銀次選手にも犠飛が生まれ、この回一挙4得点を奪った。
東北楽天は8回裏にも1死満塁の好機をつくると、打席には浅村選手。内野安打で2打席連続打点を挙げ、8対1とさらに突き放した。9回表を鈴木翔天投手が締め、試合終了。
東北楽天は、先発した早川隆久投手が6回1失点で今季4勝目。川島選手が先制3ラン、浅村栄斗選手も2安打3打点など打線が爆発し、リーグ首位を奪還した。
123456789 計
巨 000100000 1
楽 03000041X 8
巨 ●メルセデス-菊地大稀-鍬原拓也-井納翔一-平内龍太
楽 ○早川隆久-西口直人-安樂智大-鈴木翔天
文・吉村穂乃香
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