山岡泰輔が7回1失点の好投で4勝目! 投打がかみ合ったオリックスが6連勝

パ・リーグ インサイト

2022.6.7(火) 20:57

オリックス・バファローズ 山岡泰輔投手(C)パーソル パ・リーグTV
オリックス・バファローズ 山岡泰輔投手(C)パーソル パ・リーグTV

 6月7日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと東京ヤクルトの「日本生命セ・パ交流戦2022」第1回戦は、6対1でオリックスが勝利。

 5連勝中と勢いに乗るオリックスは今日から、昨季「SMBC日本シリーズ2021」で激闘を繰り広げた東京ヤクルトとの3連戦。その初陣を託された先発の山岡泰輔投手は、力強い直球と多彩な変化球を武器に、3回までをわずか1安打に抑える素晴らしい立ち上がりを披露する。

 援護したい打線は3回裏、先頭の伏見寅威選手が二塁打で出塁すると、続く福田周平選手が適時二塁打を放ち1点を先制。さらに1死3塁のチャンスで、中川圭太選手に適時打が生まれ、2対0とリードを広げた。4回表には1死1塁から3者連続で1点を許したが、後続は併殺打に打ち取り最少失点で切り抜ける。
 
 突き放したい打線は、4回裏にマッカーシー選手が5階席へ飛び込む特大の2号ソロを放つ。さらに5回裏には中川選手の犠牲フライ、杉本裕太郎選手の適時二塁打、T-岡田選手の適時打で3点を追加し、主導権をにぎる。

 大きな援護を受けた山岡投手はその後も要所を締める投球を続け、7回6安打8奪三振の内容でマウンドを降りた。8回からは2番手・黒木優太投手が無失点に抑えると、9回表を3番手・阿部翔太投手が3者連続三振で締め、6対1でオリックスが勝利。連勝を「6」に伸ばした。

 オリックスは先発の山岡投手が7回1失点の好投で今季4勝目。規定投球回にも到達し、防御率はリーグトップとなった。打線では、福田選手が3安打1打点、中川選手が2安打2打点1盗塁を記録するなど、上位打線を中心につながりを見せた。

  123456789 計
ヤ 000100000 1
オ 00213000X 6

ヤ ●サイスニード-大西広樹-石山泰稚
オ ○山岡泰輔-黒木優太-阿部翔太

文・村井幸太郎

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