6月5日、東京ドームで行われた巨人と千葉ロッテの「日本生命セ・パ交流戦2022」第3回戦は、10対4で千葉ロッテが快勝した。
千葉ロッテの先発・本前郁也投手は初回、先頭の丸佳浩選手、ウォーカー選手から2者連続本塁打を浴び、2点の先制を許す。しかし続く2回表、先頭の佐藤都志也選手が安打で出塁すると、続くレアード選手から10号2ランが飛び出し、すぐさま試合を振り出しに戻す。
さらに3回表、マーティン選手、中村奨選手への連続死球と四球で1死満塁の好機を得て巨人の先発・山崎伊織投手をマウンドから引きずり降ろすと、続くレアード選手がきっちり犠飛を放ち、勝ち越しに成功した。
追加点が欲しい打線は5回表、先頭・マーティン選手の5号ソロ、4番・佐藤都志也選手の2号ソロでリードを3点に広げ、本前投手を援護する。しかしその裏、岡本和真選手に17号2ランを許し、1点差に詰め寄られる。
本前投手は5回7安打6奪三振4失点で降板。以降は6回裏を小野郁投手が無失点でつなぐと、7回裏は東條大樹投手が3者凡退に抑え、リードを守る。すると8回表、安田尚憲選手、エチェバリア選手の連打で1死1、3塁から、代打・岡大海選手の犠飛で1点を追加。さらに高部瑛斗選手も安打でつなぐと、マーティン選手からこの日2本目となる6号3ランが飛び出し、スコアを9対4とした。
8回裏をゲレーロ投手が3者凡退に抑えると、続く9回表にレアード選手からも2本目の11号ソロが飛び出し1点を追加。9回裏は西野勇士投手が無失点で締めくくり、10対4で千葉ロッテが勝利した。
勝利した千葉ロッテは、先発・本前郁也投手が5回4失点で今季初白星。4月27日の東北楽天戦以来となる一軍先発登板で、育成出身左腕が結果を残した。打線も5本塁打が飛び出すなど復調の兆しを見せ、連敗を3でストップした。
123456789 計
ロ 021020041 10
巨 200020000 4
ロ ○本前郁也-小野郁-東條大樹-ゲレーロ-西野勇士
巨 ●山崎伊織-菊地大稀-戸田懐生-高梨雄平-今村信貴-平内龍太-鍵谷陽平
文・山本理絵
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