1点ビハインドの状況で1回1安打2Kの好投、約1か月ぶりに防御率1点台に
ダイヤモンドバックスの平野佳寿投手は27日(日本時間28日)、敵地アスレチックス戦で1回1安打無失点2奪三振と好投した。10試合連続無失点で防御率は約1か月ぶりの1点台となる1.93に。チームは1-2で競り負け、2連敗でついに貯金がなくなった。
平野は1点ビハインドの8回、4番手でマウンドに上がった。先頭ラウリーは初球が3球連続ボールとしながら、最後はフルカウントから8球目の92マイル(約148キロ)の直球で空振り三振。続くオルソンは1-2から6球目のスプリットで一ゴロに仕留めた。
ピンダーにはフルカウントから6球目の直球をライト前に運ばれたものの、チャップマンは2-2から外角低めへの92マイルの直球で見逃し三振。25球(ストライク16球)を要したが、きっちりと無失点に抑えた。
これで6日(同7日)の本拠地アストロズ戦から10試合連続無失点。一時、3.14まで膨れ上がっていた防御率も、1.93まで向上してきた。開幕直後に圧倒的な強さを見せていたチームは、連敗でついに貯金なしと苦しい戦いが続いているが、平野はブルペンで重要な役割を果たしている。
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