6月1日、横浜スタジアムで行われた横浜DeNAとオリックスの「日本生命セ・パ交流戦2022」第2回戦は、5対1でオリックスが勝利した。

　打線は1回表、先頭の福田周平選手、宗佑磨選手の連打などで2死満塁とすると、頓宮裕真選手の打席で相手投手が暴投。3塁走者が生還し、1点を先制する。さらに3回表には、先頭の福田選手が安打で出塁すると、杉本裕太郎選手に4号2ランが飛び出した。4回表には1死1、3塁から9番の先発・ワゲスパック選手がスクイズを決め、4対0と突き放す。

　ワゲスパック投手は安定感のある投球を披露。初回を3者凡退で切り抜けると、4回まで1本の安打も許さず相手打線を寄せ付けない。しかし5回裏、連打で1死1、2塁のピンチを迎える。ここで桑原将志選手に適時二塁打を浴び1点を返されたが、後続の打者を三振で切って取り、5回75球3安打1四球7奪三振1失点でマウンドを降りた。

　オリックス打線は7回表に、頓宮選手の適時内野安打で1点を追加し、スコアは5対1に。ワゲスパック投手の後を託された救援陣は、6回裏を黒木優太投手、7回裏を近藤大亮投手、8回裏を本田仁海投手の無失点リレーでつなぐと、最終9回裏は平野佳寿投手がマウンドへ。相手打線を3者凡退に抑え、試合を締めた。

　勝利したオリックスは、ワゲスパック投手が5回1失点の好投で、来日初勝利。救援陣も無失点リレーでリードを守り切った。打っては、杉本選手が本塁打を放ち、2打点の活躍。福田選手、宗佑磨選手がマルチ安打で打線をけん引した。

　 １２３４５６７８９ 計
オ １０２１００１００ ５
デ ００００１００００ １

オ ○ワゲスパック-黒木優太-近藤大亮-本田仁海-平野佳寿
デ ●ロメロ-入江大生-クリスキー-田中健二朗-三上朋也

文・谷島弘紀

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