吉田輝星、6・5甲子園で先発復帰 聖地凱旋登板…背景に新庄監督の“親心”

2022.5.31(火) 06:00 Full-Count
北海道日本ハム・吉田輝星※写真提供:Full-Count(写真:荒川祐史)
北海道日本ハム・吉田輝星※写真提供:Full-Count(写真:荒川祐史)

救援で結果を残し、3月27日以来の先発マウンドとなる

  北海道日本ハムの吉田輝星投手が甲子園球場で行われる5日の阪神戦に先発する。秋田・金足農業高3年夏にエースとして甲子園準優勝に導き“金農旋風”を巻き起こしたマウンドに、公式戦ではプロ入り後初めて立つ。プロ4年目で急成長を見せる右腕の“聖地凱旋”は新庄剛志監督の“親心”でもある。

 ビッグボスはニヤリと笑った。「俺、粋な計らい好きじゃん。やっぱり盛り上げたいじゃないですか。本人の“期待に応えたい”という気持ちを大事にしたいし、それでダメだったら自分のせいだし、抑えたら乗ってくるしね」

 とはいえ、実力でつかみ取った舞台だ。吉田は開幕3戦目だった3月27日福岡ソフトバンク戦(PayPayドーム)に先発して4回3失点。その後救援に転向すると、9試合連続無失点など存在感を見せる。ここまで20試合に登板して1勝0敗、防御率3.33。指揮官も「球がいいですよね。真っすぐ投げるって分かっていてのファウルにさせている」と評価している。

 2018年、ベンチ入りした3年生9人で全試合を戦い抜き、甲子園100回大会の主役だった金足農業高。その中心にいたのがエースの吉田だった。ドラフト1位で北海道日本ハムに入団し、ルーキーイヤーにプロ初登板初勝利したもののその後は結果を残せずにいたが、今年は自信も復活。新庄監督は「元々できているものを思い出して、体もできてきて、プロの生活にも慣れてレベルを上げて。でもまだ4年目、期待しすぎですって。今ちょうど上がっていって、あとはもう本人次第」とさらなる成長へのキッカケとなることも願っていた。

「清宮くんも4番で行ったらおもしろいね。甲子園組で揃えたろうかな」とビッグボス。高校球児たちより一足早く、かつて甲子園を沸かせた“申し子”たちが再び聖地に立つ。

(町田利衣 / Rie Machida)

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