5月28日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテと阪神の「日本生命セ・パ交流戦2022」第2回戦は、2対6で千葉ロッテが敗れた。
千葉ロッテの先発・佐藤奨真投手は立ち上がりを攻められる。初回に四球と安打で無死1、2塁のピンチを招くと、大山悠輔選手に適時二塁打を浴び、先制を許す。さらに、佐藤輝明選手の犠飛と糸原健斗選手の適時二塁打で2点を追加され、3失点。さらに3回表、四球で走者を出すと、佐藤輝選手に適時三塁打を浴び、0対4とされた。
一方の打線は、相手先発・青柳晃洋投手の前に苦戦。5回裏に安田尚憲選手の二塁打で2死2塁の好機をつくるも、小川龍成選手が打ち取られ無得点に終わる。6回裏には、2死から荻野貴司選手と角中勝也選手の連打で1、2塁と得点圏に走者を置いたが、続くマーティン選手が中飛に打ち取られ、あと一本が出ない。
粘投する救援陣のためにも得点を奪いたい千葉ロッテだったが、終盤以降も打線がつながらず。8回裏には四球と高部瑛斗選手の安打で無死1、2塁の好機をつくるも、後続が打ち取られ無得点。
9回裏には、相手の失策と安田選手の二塁打で1死2、3塁とすると、山口航輝選手の内野ゴロの間に1点をあげる。さらに続く福田秀平選手の適時打で2対6とするも、反撃はこれが精いっぱい。最終回に粘りをみせたものの、千葉ロッテが敗れた。
千葉ロッテは、佐藤奨投手が6回99球3奪三振6安打2四球4失点の内容。後を託された救援陣は粘りの投球も、阪神打線の勢いを止められなかった。また、打線も振るわず青柳投手を攻略できず。8回裏まで無得点に抑えられた。打っては、安田選手が3安打猛打賞の活躍。投げては、2番手の廣畑敦也投手、3番手の八木彬投手が1イニングを無失点に抑える投球をみせた。
123456789 計
神 301000002 6
ロ 000000002 2
神 ○青柳晃洋-岩貞祐太
ロ ●佐藤奨真-廣畑敦也-八木彬-小沼健太
文・谷島弘紀
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