5月24日、東京ドームで行われた巨人とオリックスの「日本生命セ・パ交流戦2022」第1回戦は、2対4でオリックスが敗れた。

「日本生命セ・パ交流戦2021」で優勝を飾ったオリックスは、山岡泰輔投手が先発。試合開始時点で防御率0.82と絶好調の右腕は、圧巻の立ち上がりを見せ、3回までを無失点にまとめる。4回裏には岡本和真選手の13号2ランで先制点を許すが、その後も安定した投球を披露。6回3安打7奪三振2失点の内容でマウンドを降りた。

　一方の打線は、巨人先発・メルセデス投手の前に打線がつながらず、6回表まで無得点に終わる。しかし7回表、先頭の中川圭太選手が猛打賞となる二塁打で出塁すると、後続がつないで無死満塁のチャンスを作る。2死満塁まで追い込まれるが、代打・佐野皓大選手が起用に応える2点適時打を放ち、試合を振り出しに戻す。

　後を受けた2番手・近藤大亮投手が7回裏を無失点で切り抜けたが、3番手・ビドル投手が8回裏に無死1、2塁からウォーカー選手の適時打で勝ち越しを許すと、さらに内野ゴロの間に1点を追加され、2対4と突き放される。9回表は巨人の守護神・大勢投手の前に得点できず、そのまま試合終了。

　打線では中川圭選手が3安打、杉本裕太郎選手が2安打、そして佐野選手が同点タイムリーとなる2打点を記録。投手陣では、先発の山岡投手が6回2失点の力投を見せ、規定投球回に到達。防御率はリーグトップの1.08となった。

　 １２３４５６７８９ 計
オ ００００００２００ ２
巨 ０００２０００２Ｘ ４

オ 山岡泰輔-近藤大亮-●ビドル-比嘉幹貴
巨 メルセデス-デラロサ-○高梨雄平-S大勢

文・村井幸太郎

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